家主世迷言
2001年10月前半


【01.10.15 DバックスNLCS進出決定!】
すいません、なんだかんだでプレーオフ情報ぜんぜん更新できませんでした。とりあえず現地13日時点での状況を確認しておきましょう。

アメリカンリーグ
 ●Yankees - Athletics(0−2でA'sがリーチ)
 ●Mariners - Indians(1−2でインディアンスがリーチ)
ナショナルリーグ
 ●Braves - Astros(3−0でブレーブスがNLCS進出)
 ●Diamondbacks - Cardinals(2−2でタイ)

まずはマリナーズvsインディアンス。インディアンスは2回にホアン・ゴンザレスのHRで先制するも7回に先発コローンが捕まり、ベルの犠牲フライ、イチローとマクレモアのタイムリーなどで3点を取り勝ち越し。9回にはエドガー・マルティネスの2ランが飛び出してダメ押し。最後は佐々木サマがきっちり締めて終了。6−2でマリナーズが2−2のタイに持ち込みました。

アスレチックスvsヤンキースA's中継ぎ投手陣見本市の様相。ヤンキース打線大爆発で終わってみれば9−2という大差で終了。ムシーナ、エル・デュケ二人での勝利で風向きはニューヨークか? A'sはジャーメイン・ダイがファールチップで足骨折と不利な状況に追い込まれてきました。これで2−2のタイになりましたが、さすがはヤンキース王朝という風情ですな。

そしてDバックスvsカージナルスは再びカート・シリングvsマット・モリスの投げ合いとなり9回まで1−1というスコアで進むというエキサイティングな状況。しかし9回裏モリス降板後、Dバックスはトニー・ウォマックのサヨナラ安打で勝利。これで3−2でDバックスがNLCS進出を決めました。

なお、この試合の9回表に打順が回ってきたマーク・マグワイアに代打が出されました。このシリーズ中も不調だったマグワイアですが、下手をするとこれがマグワイアにとって現役最後の試合ということにも・・・

これでナリーグはブレーブスvsダイアモンドバックスのリーグチャンピオンシップが決定。明日はアリーグのCS進出チームが決定します。マリナーズvsインディアンスはマリナーズがジェイミー・モイヤー、インディアンスがチャック・フィンリー。ヤンキースvsA'sはヤンキースがロジャー・クレメンス、A'sがマーク・マルダーの先発となります。さて、ALCSの行方やいかに?

例の「外人にウチの監督の記録は破らせねぇ」発言で一部ファンの間からはレイシスト扱いされていたダイエーの若菜嘉晴コーチが解雇されることになりました。

 ダイエー若菜嘉晴バッテリーコーチ(47)が退団することが15日、分かった。後任には、今季終了後に西武バッテリーコーチを退いた大石友好氏(47)が就任する予定で、16日にも正式に発表される。
 高塚猛球団社長は「今季、大きく負け越した西武を徹底的に研究するために(大石氏を)呼んだ。若菜コーチには退団してもらう」と説明した。


退団という書き方をしていますが、事実上解雇です。しかし理由付けが「西武を研究するため」ということになっていますが、やはり勘ぐるところは『例の発言の影響で球団に対して膨大なクレームが来た。どうも来年も若菜を使うのにはリスクが大きそうだ。今年投手陣の不調で優勝を逃した部分もあるし、若菜を切る大義名分は揃ってる』というところではないでしょうか。

ダイエーの真意がどこにあるかはともかく、今後若菜氏の球界での立場はどんなもんになるんでしょうか。家主としては残念ながら若菜氏の今後を応援する気分にはなりません・・・

またもやレイブル節全開です。

田尻を巡ってランジェリーマッチ/WWF
 女性人気急上昇のWWF田尻義博をめぐって「ランジェリー・マッチ」が行われる。恋人トリーに敵対心を持つキブラーが宣戦布告。


確か実況の中でJRが「なぜトリーがタジリに惹かれるのかがわかりません」と言っていたような気がするのですが空耳ですか? それとレイブルさんつい最近までステイシー・キーブラ―の恋人はタズと書いてませんでしたっけ? いつからタジリサーンに乗り換えたことになってのでしょう・・・?

21日のPPVセントルイス大会は、オースチンの王座防衛戦をさしおいて、ピンク一色に染まる可能性もある。(デーブ・レイブル通信員)

えぇと、今回のPPV"No Mercy"はどう考えたってSCSAvsカート・アングルvsRVDの3way dance、イヤむしろRVDのPPVメイン初登場こそ注目すべきであり、ランジェリーマッチはどう考えても添え物でしかないと思うのですが、レイブルさん的には女体の方が興味津々なのでしょうか。

いやもちろん家主もランジェリーマッチ楽しみですけどね(笑)。

橋本真也の団体ZERO-ONEにWWFから提携依頼が来たそうな。といってもWWFでガンガン出てるレスラーではなく、日本の「ガチンコ・ファイトクラブ」みたいなのから出てきた新人レスラーを参戦させることになるようです。

ZERO−ONEに米WWFから提携話が持ち上がった。WWFの新人育成テレビ番組の合格者が12月にも真撃のマットに上がる可能性があるという。

WWFの番組"Tough Enough"卒業生であるメイヴェンが参戦ということでしょうか。真撃にはサモア・ジョーやマイク・モデストなどWWF二軍であるOVWなどで活躍する選手も参戦したという実績があり、そのあたりがZERO-ONEとの提携のベースになったのでしょう。"Tough Enough"は今月にもスカパーで放送開始ですし、だんだんアメプロ認知も上がっている現状を考えても、橋本としてはぜひ受けるべきでしょう。

橋本は「交渉中だが面白い。向こうは日本に、こっちは世界への足がかりになる」と話した。

いや、WWFは橋本上げるつもりはないだろうけど(笑)。あ、それからこれはデーブ・レイブルの記事じゃないということだけ付け加えておきます。

結局読売は原監督を信用していないようです。っつーか乳離れができねぇって感じです。

 情けない原新政権。来年のジャイアンツ・カレンダーの表紙を飾るのが、何と長嶋茂雄・終身名誉監督。原新監督の存在感のなさを図らずも露呈している。

普通名誉会長とか「名誉」なんていう肩書きがつく役職ってぇのはあくまでお飾りであって最前線に出てくる立場ではないと思うのですが、それをカレンダーの表紙に押し出してくるとは。

 「長嶋さんで商売しようという魂胆が見え見え。引退したことでファンにとっては記念品になるから、売れると踏んでいるのだろうが、そこまでやるか」と、球界関係者も驚きを隠せない。

確かに集金力や集客力に関していえば明らかに長嶋の方が上ですが、原だって仮にも読売の監督ですよ。これでは名誉監督長嶋が上にいて指示を出す傀儡政権みたいじゃないですか。・・・下手すると実際そうなのかも(笑)。

 「キャンプには行きますよ。所(サブマネジャー)に新しいジャージーを用意しておけと言ってありますから」と、本人もすっかりその気になっているから、その点は問題はない。

やっぱ傀儡か。

 それにしても、これでは若返りは掛け声倒れ。いつまでも、長嶋茂雄という不滅のビッグネームにオンブにダッコの巨人軍だ。

ホントに読売が生まれ変わるのはナベツネと長嶋が死んだときでしょうな。

【01.10.11 ブレーブス王手、BigUnit連敗止められず】
一日遅れでヤンキースvsアスレチックスもスタート。今年のサイ・ヤング賞最有力候補、ロジャー・クレメンスと最多勝マーク・マルダーの先発で始まったこの試合、両投手の投手戦になると思いきや1回にジアンビ兄の犠牲フライ、4回にはロングのHRとA'sがリードしてクレメンスは5回で降板。その後もロングの二本目とジアンビ兄のHRなどで5点を取ったA'sが5−3の勝利で幸先のよいスタート。

ブレーブスvsアストロズはブレーブスが先発グラビン、9回抑えにスモルツというリレーで1点を守りきって勝利。ブレーブスはあと1勝でNLCSへ進出を決めることになります。アストロズ、本格的に後がなくなりました。

ポストシーズン連敗中と「逆ミスター・オクトーバー」を突き進むランディ・ジョンソンが先発したカージナルスvsダイアモンドバックスは1回カージナルスのアルバート・プホルスが2ランで先制。カージナルスの先発ウッディ・ウィリアムスは8回までを無失点と好投。結果の方は4−1でカージナルスが勝ち、タイに持ち込みました。これでジョンソンはポストシーズン連敗をまた延ばし「逆ミスター・オクトーバー」の汚名は返上できず。

明日はマリナーズvsインディアンスの第2戦。負けると後がないマリナーズ、インディアンス先発はC.C.サバシアかチャック・フィンリーか・・・。

ボンズやイチローなどの活躍や、リプケンやグウィンの引退、そして米同時多発テロによる中断という悲しい事態もありましたがとうとうこの季節がやってきました。MLBの頂点を決めるワールドシリーズにむけ計8球団の熱き戦いがスタート。

インディアンスvsマリナーズはバートロ・コロンの好投からウィックマンへと繋いで完封リレー。打線もエリス・バークスのソロHRやホワン・ゴンザレスのタイムリーなどでフレディ・ガルシアから5得点。まさかガルシアが打たれて負けるとは思いませんでしたが、Tribe打線の怖さが発揮されたというところでしょうか。

カージナルスvsダイアモンドバックスはマット・モリスとカート・シリングというともに22勝を挙げた投手同士の先発でしたが、5回のフィンリーのタイムリーによる1点を見事に守りきって0−1でシリング完封のDバックス勝利。これはシリングの貫禄勝ちといったところでしょうか。ちなみに奪三振は9個。

ブレーブスvsアストロズは6回にアルーのショートゴロの間に得点を奪われリードされたブレーブスが8回にジャイルズのタイムリーやチッパー・ジョーンズの3ランなどで一挙4点。最後はこの時期に強いジョン・スモルツがカスティーヤに一発を浴びながらも後を抑えて7−4の勝利。なんだかんだで勝利するとはさすが百戦錬磨のブレーブス、という感じです。

明日は我らがA'sのALDS第1戦がスタート。先発マルダーで勝ちを狙います。

 日本ハムの大島康徳監督(50)の留任が10日、正式に決まった。この日午後、大阪市内の日本ハム本社で大社義規オーナーに今季の報告を行い、続投が了承された。就任1年目の昨年は3位に入ったものの、今季は開幕から大きく出遅れ、53勝84敗3分けで最下位に終わった。

まぁ決定事項ですから仕方ないとは思っていますが

大島監督は「もう一度、攻撃陣を整備しないといけない。今季の反省を踏まえて来年は優勝を狙う」と3年契約の最終年に懸ける意気込みを語った。 

おい、この人自分のチームの本当の問題がどこにあるか理解してないよ!

すいません、もう一年我慢します。

ニューヨーク・メッツもポスティングでの獲得を匂わせている阪神の川尻哲郎投手ですが、どうやら球団側は移籍を認めない様子。

阪神は10日、ポスティングシステム(入札方式)による米大リーグ移籍を希望している川尻哲郎投手(32)に対し、今オフの同制度による移籍を認めないことを決め、通告した。竹田邦夫常務が川尻とこの日、兵庫県内で会談し、直接伝えた。
 同常務は「川尻は球団にとって必要な戦力であり、日本のプロ野球から優秀な選手が米国に流出する傾向は好ましくない」と説明。川尻は態度を保留しているという。


 現行制度で川尻が、入札方式以外による米球界入りを目指す場合、最短で04年に取得するFA権を行使するか、自由契約になるしかない。このため、来季も国内でプレーする方向となり、最終的にはトレードでパ・リーグ球団に放出となる可能性が高まった。 

FA取得の2004年には川尻は35歳。まず間違いなくMLBのどこのチームも獲得することはないでしょう。しかしこの常務のコメントというのもまたNYタイムズいう所の島国根性に満ちているというかなんというか。この記事、日刊スポーツからの引用ですがパの球団への移籍が高いと書いているということは
阪神は川尻をトレード要員として必要な選手と見ている
と書いているように家主は読めるのですがいかがなものなのでしょう。

【01.10.09 西の新しい金儲け、頓挫?】
開設して一週間も経っていない1ch.tvが早くも頓挫の危機を迎えています。

 西和彦氏(アスキー特別顧問)が、人気掲示板「2ちゃんねる」の対抗で10月5日に開設した「1チャンネル」が、サービス中断に追い込まれていることが分かった。8日夜の時点で、閲覧専用の「掲示板」となっている。

 1チャンネルでは、5日のサービス開始以降、西氏を誹謗中傷する書き込みが続出。掲示板のサービス継続が困難と判断した模様。1チャンネル側は、閲覧専用にしたことについて「(掲示板の)匿名性を悪用し、表現の自由と言葉の暴力とを履き違えた書き込み内容を開示するためです。(中略) 1チャンネルは、このような行為を排除することを、開局の第一歩と位置づけ、 私たちはしかるべき処置を取る方向で行動している」としている。

要は1chは西シンパじゃないと書き込みしちゃいけないってぇことですね。

 一方、利用者側では、「誹謗中傷の書き込みをした利用者のIPアドレスを突き止め、損害賠償にもち込まれるのではないか」(利用者)。「1チャンネルの開設は、西さんの中傷を書き込ませるだけのための罠で、書き込んだ利用者は『罠にかかっただけ』ではないだろうか」(別の利用者)と、1チャンネルに対する不信感が強まっている。

IP抜いて「名誉毀損や!」って民事訴訟起こして示談にして金ガッポガッポのウッハウッハ・・・ってのは考え過ぎだと思いますが。

まぁ1chを覗いてみてもカキコを見てると2chとそんなに変わらないような感じです。悪い意味の方で。重いだの繋がらないだの見づらいだのという不満の方が多い状況下で優良スレが立つとは到底思えませんし、通常糞スレにはしょーもないレスしかつかないもんです。

今回の一時閉鎖でまた1chの評価は下がってしまったわけですが、結局2chと2ちゃんねらを甘く見すぎたというか、リサーチ不足だったというのが最大の失敗のような気がします。リサーチがちゃんと成されていれば少なくとも会見の時に「売られたケンカは買う」みたいなことは絶対に言えません。世の中で敵に回しちゃいけないのはアメリカと2ちゃんねらなんですから(笑)。

今回の場合、どうするのがベストだったのか・・・。最初っからやらなきゃよかったという話もありますが、1chのスクリプトの穴を埋めつつ住民に自治の意識が定着するまで続けるというくらいしかなかったのでは。それまで各板編集長が死ぬほど管理しつづけなければならないでしょうが。

ソクラテスだったか誰だったかが「パンクラチオンは不完全なレスリングと不完全なボクシングを合わせたもの」とかなんとか言ってますが、さしずめ1chは「不完全な冒険と不完全な計算を合わせたもの」なのでしょうか。新しい掲示板を作るはずが2chのフォロアーに過ぎず、来年には課金を念頭に置きながら利用者のリサーチが足りなかった。

こうなると落としどころがどこになるかが楽しみです。

【01.10.09 名参謀・伊原春樹氏が西武監督に】
東尾理子パパで雀鬼の修監督の後任として現西武・伊原春樹作戦コーチが次期西武監督に就任することが確実になったようです。

 プロ野球・西武の新監督に伊原春樹作戦コーチ(52)が昇格することが9日、確実になった。球団は今月5日、伊東勤捕手(39)に就任を要請したが固辞され、伊原コーチに就任を要請していた。伊原コーチは71年西鉄(現西武)入団し、81年にコーチ就任。昨年1年間阪神コーチを挟み、今季作戦コーチに復帰した。

伊東にしろ伊原コーチにしろ森野球が芯から染み込んでいるはずですし、家主としてはどちらが監督になっても興味深いと思っていますが、どうせなら伊東には野村克也・現阪神監督以来のプレイング・マネージャーとして活躍して欲しかったなと残念な思いもあります。中島も和田もいるんだから比較的監督業にも力入れられるでしょうし。

森野球踏襲してつまらなくなるのではという意見は不問(笑)。

【01.10.09 ヨッシャー中日打撃コーチ就任、どーするドメ】
「福留を一人前にさせたる」。星野監督から引き継いだ中日・山田新政権の打撃コーチに前西武打撃兼ヘッドコーチで、元近鉄監督の佐々木恭介氏=写真左=の就任が決定した。

「(ヨッシャーは)聞きたくなかった」とまで言ってしまった福留。あぁ人生とはかくも奇なるものか(笑)。おそらくヨッシャーのことですから秋季キャンプスタートっから気合入れてまた紅白のフンドシ締めて福留をシゴいて一人前の男にしてくれることでしょう。

・・・イヤな表現だ。

ともかくこれで福留もヨッシャーの気合が注入されて・・・

・・・これもイヤな表現だな。

あまり期待に添えなかったバッティングもヨッシャーに手取り足取り・・・

・・・ドメ、後ろに気をつけろ(笑)!

【01.10.09 Extra:NewYork Timesのローズ四球問題記事】
どっかしらが取り上げるとは思っていましたが、やはり米メディアでもこのローズ四球問題が取り上げられました。現地10月6日のニューヨーク・タイムズのウェブサイトでの(おそらくウェブ上のみ)記事を見つけましたのでご紹介します。なおこの記事は当該サイトから登録をしないと読めませんので、家主の翻訳力が信用できない方はこの記事のタイトルのリンクから実際に登録してキーワードを"Rhodes"で検索してみてください。・・・いや信用されても困るが。

全文は翻訳しませんのでだいたいかいつまんで。意訳は相当入ります(笑)。
 彼の挑戦について語る事は日本野球の地域性や島国根性を語る事と同等である。

いきなりこういうツカミからキメるというのがまたいいですな。端的ながら芯食ったイイ表現です。以後ダイエー戦での敬遠のことや最後のオリックス戦でHRを打てなかったことが説明されています。

 特にシアトル・マリナーズのイチロー・スズキの活躍に喜びの声をあげることが合衆国の国際性を証明しているだけに、(四球問題が)日本野球の部外者に対する開放性やフェアプレイを疑問視する原因となっている。
 イチロー狂いの日本では彼の4打数1安打の話題がスポーツニュースのトップを飾るのに対して、ローズのことに関してはほとんど注目されていない。
 今夜のゲーム
(近鉄最終戦)は日本の、あまつさえ関西地方でもTVで放送されることはなかった。(カッコ内は家主注)

日本野球の部外者=外国人選手です。これは意訳じゃありません。しっかりと原文にoutsiderと書いてあります。TVに関してですがたぶんJスカイスポーツかどっかで放送しているはずですが、民放では放送していないのでこれは放送されていないのと同じでしょう。

そして対オリックス最終戦を見に来ていたファン(京都府在住58歳)の方のコメントも掲載されています。
 「これはファンに対する侮辱だ。こんなことが続けば日本野球は衰退する。ダイエーの行為はスポーツマンシップに反する。もしローズが日本人だったら敬遠はされなかっただろう」
たぶん違います。日本人でも敬遠はしたでしょう。日本野球は記録がかかると自軍の投手に暴投させたりとか、あからさまな全打席敬遠しますから。日本人相手であろうと。でもこのオッちゃんと酒飲んでみてぇなぁ(笑)。

で、この記事の締めがこれです。

 かつてランディ・バースという選手が王の記録に迫ったことがある。その年も今回と同じようなやりかたで終了した。
 王は1985年のシーズン終盤を通じて敬遠を命じたチームの監督だった。


・・・というわけでニューヨーク・タイムズの記事の紹介でございました。

MLBが誇る「鉄人」、ボルティモア・オリオールズのカル・リプケン選手が現地6日のレッドソックス戦を最後に引退しました。1981年のデビュー以来の通算出場試合3001試合、1982年〜1998年までに2632試合連続出場は元広島・衣笠を抜いて世界一。おそらく今後抜く者は出ないだろうと思われる偉大な記録を持っています。打者としても通算安打3184本、通算本塁打431本と立派な成績を残して、その背番号8はオリオールズの永久欠番となることが決定しています。

試合としてはレッドソックスが5−1で勝利しましたが、この日の主役はあくまでリプケン。無安打に終わったものの打席に立つたびに大きな歓声が上がり、たとえスタンドに届かなくてもその打球の行方には皆が注目。ときおりスタンドからは"Thank you Cal"や"One more year"などのチャントが聞こえていました。

試合後のセレモニーではアール・ウィーバー元監督やエディ・マレーなどかつてのオリオールズの大スターたちが見守るなか最後のスピーチ。

「今夜で私の夢の第一章が幕を下ろします。でも私には夢がある。確かに髪には白いものが・・・髪もほとんど無いけど(笑)。でもまだ老いたわけじゃない。その夢のために・・・私の野球への情熱はまだ燃えています。」

MLBは日本プロ野球と違って引退・即監督ということはまずありません。しかしながら彼の父がそうであったようにいずれオリオールズの監督としてカムデンヤーズのフィールドに戻ってきてくれることでしょう。

なおバド・セリグ・コミッショナーは「リプケン賞」の制定を決定。シーズンフル出場した選手の中から選出するということです。

今はとにかく戦いつづけた体を休めて欲しいところ。素晴らしいプレイと不屈の精神を見せてくれたカル・リプケン。いつかフィールドへ戻ってきてくれることを期待して今はただひとこと「お疲れさま。いままでありがとう」と言いたいですな。

SF・ジャイアンツのバリー・ボンズに年間HR記録を抜き去られたカージナルスのマーク・マグワイアが引退をほのめかすような発言をしています。

米大リーグのシーズン最多本塁打記録をバリー・ボンズ外野手(38=ジャイアンツ)に抜かれたマーク・マグワイア内野手(38=カージナルス)が6日(日本時間7日)、引退を示唆する発言をして注目されている。AP通信が報じたもので、マグワイアは「わたしは動揺しているし、困惑している」と述べた。

 理由はただ、本塁打記録を破られたショックではなく、4打数4三振と無残だった5日の試合に対する自己嫌悪。今季のマグワイアは打率1割8分8厘、298打数で118三振と約2・5打席に1度、三振を喫している“扇風機”状態に悩みが増幅している。

えーと。確かに打率は低いんですが、扇風機状態は今に始まったことではないのでは(笑)。100三振程度はマグワイアならやって当然くらいに家主は思っておりますが。元々持病で持っている腰やらなんやらの状態がかなり悪いというのが弱気になっているメインの理由ではないかと。

【01.10.07 KIWI Internet、頭下げっぱなし】
当「智介的家頁」が間借りしているISPであるので、あまり悪いことは書けないんじゃないかと思いますが・・・

家主がKIWIに加入した当初は埼玉県草加市や神奈川県藤沢市にAPがある程度で、いわゆる地方プロバイダみたいなものでした。その割にはPIAFSや56Kモデムへの対応は結構早く、テレホタイムにもすんなり繋がる、障害報告なんて1月に一度あるかどうか、という優良プロバイダという印象です。・・・それも昔の話ですが。

現在のKIWIはというと繋がらない事の多いダイヤルアップ、ユーザですらアクセス不能になるWWWサーバ、一週間に何通も、いや一日に数通届くときもある障害報告。ハッキリいって理想と手をめいっぱい広げ過ぎたために安定性とユーザの信頼をポロポロこぼしている状態という現状です。

それに加えて24時間フリーダイヤルサポートを打ち出しておきながら電話が繋がらないやら、会員増加のためにサーバに負荷がかかってホームページがダウン状態(当頁の閲覧に関しても支障が出ました)。ADSLのサービスを始めたものの下手するとISDNの方が早いかも知れないという惨状。

ついでに最大の被害としてメールサーバのメンテの影響でKIWIのアドレス宛に出されたメールが帰って来たり、メンテ中に送信されたメールが消失したりということが起きてしまいました。家主含めKIWIのアドレスを仕事で使用しているユーザにとってはこれほど恐ろしいことはありません。幸い家主のメールに被害はありませんでしたが、ユーザの中にはメール消失・送信不可の影響でバイク便を使用して多額の出費を強いられたという人もいるようで。

それでもサポートからは返事が無かったり、KIWIメンバー専用ページのBBSでも批判が多数上がっていたのにシカトかますなどという状況にユーザの怒りが爆発。専用ページや2chのスレでも解約だの損害賠償請求だの物騒な言葉が並び始めました。

そこでやっとKIWIが思い腰を挙げ、その結果としてネット接続ユーザの会費1ヶ月分無料、オリジナルドメイン契約利用料金2ヶ月無料という形で謝罪の意を表しました。おそらく今回の騒ぎで退会者が続出したんでしょうね(笑)。

えーと、至極冷静に書かせて頂いてますが、その理由っつーのはメールに実害がなかったのも理由の一つですが、問題が起き始めた直後にダイヤルアップ接続をとっとと別プロバイダに乗り換えたのでさほど接続や速度に問題が生じなかったからです(笑)。でもおそらくKIWIオンリーだったらブチ切れてたんだろうなぁ。

良くKIWIのお詫びメールには「この教訓を今後のネットワーク運営に生かし」云々と書いてあるのですが、この一件でネットワーク運営だけでなく会員への対応のありかたにも生かしてもらいたい所存。サポートないがしろにすると後が怖いわよ(笑)。

やはり今日のトップネタはこっちでしょう。元アスキー社長・西和彦氏プロデュースによる掲示板群「1ch.tv」が本日スタートしました。以前から2ちゃんねるに現れては市場調査に精を出していましたが、その努力の結晶がこの1ch。どうせだったら2chでも言われていた24chにすれば良かったのに。西だけに。

それはともかくこの1chのミソは掲示板の有料化。
「1ch.tvは日本最大級の掲示板を目指す。現在のインターネットの掲示板は、貸本屋が本を貸さないで、立ち読みだけされているような状態」と述べ、情報に対し適切な対価、尊敬が払われていないと指摘。「ただ現在のインターネットでの課金のシステムは高すぎるため、たとえば1ページ5円とか安価で簡単に購入できる仕組みであれば、皆その対価を払うのではないか」と有料コンテンツが必要な理由と、1ch.tvのコンセプトを解説した。

有料掲示板のスタートは2002年内ということです。確かに2chの隆盛を見ると「これで金を取ったら儲かりそうだ」という考えは出てくるでしょうし、また金を取ることによって総体的に荒らしや厨房を減少させるという効果も出てくるかとも想像できます。しかし実際には違うでしょう。荒らしの流入を防ぐ手段は皆無に等しいでしょうな。

ただし西に金払って1ch見るよりはタダで2ch見た方がマシと思うユーザも相当数いると思うのですが。有料サイトに抵抗のあるユーザもまだまだ相当数いるでしょうし。情報に関しても2chの方が早くて濃いのは間違いないところ。もしも2chに勝つとか思っているなら(思ってるんだろうなぁ、さんざん2ちゃんねらにバカにされてたし)、どれだけ向こうから人を引っ張ってこられるかを考えるべきでしょう。たぶん現状を進めていっても2chを上回る集客力や情報量を超えることはおそらくムリだろうし。

ホントに2chに取って代わるとか思ってるんだったら、ひろゆきが西に泣きついた時に2chを買収しとけば良かったんです。まぁそれもいまさら言ったところでどうしようもありませんが。おそらくソフトバンクの孫氏なら迷わず手をつけていたんではないかと(笑)。

家主的には西嫌いなので勝手にやってろよという感じですが、1chの動きは今後も観察していきたいなと。まだ合否の判定をするには早すぎる段階ですし。

【01.10.04 プロ野球監督・コーチ去就情報】
オリックスは仰木監督の後任に元西武の石毛宏典氏の就任という方向で固まった模様。石毛氏はダイエー2軍監督を務めていましたが、スタメンをあみだくじで決定するなどかなり選手やファンからも不評を買っていた模様。さて今度は1軍の監督としてどのような采配とスタメン編成を行うのでしょう。

日ハムの大島康徳監督は球団事務所でシーズン終了の報告。ここで来年も指揮を取る意志がある事を表明。10日のオーナー報告後に正式に続投が決まる方向。チッ。

なお同じく日ハムのビッグバン投手陣を作り上げた森繁和ピッチングコーチの辞任の退団が認められました。来年はもうちょっと投手陣がマシになる事を切に願います。

【01.10.04 ヘンダーソンボンズ、記録に並んだり更新したり】
何十年ぶりの記録が破られるという話題が多い今年のMLB。今日は二人のベテランが70年以上前の記録を破りました。

まずは「世界の盗塁王」サンディエゴ・パドレスのリッキー・ヘンダーソン。現地3日のドジャース戦で通算2245得点をマークして1928年引退のタイ・カッブの記録に並びました。リッキーは今シーズン、ベーブ・ルースの持つ通算四球記録を抜き、これでMLB通算記録に関して盗塁・四球・得点という3部門でトップに立ったことになります。いずれも優秀なリードオフマンであるからこそ獲得できる記録であり、まさに「史上最高の1番打者」と呼ぶにふさわしい選手ということになります。 ・・・日本の盗塁王・元阪急の福本豊氏同様、ちょっと変なところはありますが(笑)。

そして現在ホームラン69本でマーク・マグワイアの70本の記録まで1本と迫ったジャイアンツのバリー・ボンズは同じく現地3日の試合で3四球で今シーズン172個目の四球となり、78年前にニューヨーク・ヤンキースのベーブ・ルースが作ったシーズン170四球の記録を更新しました。

「アメリカでも記録目前で四球攻めか!」という方もおられるでしょうが、ボンズは元々四球の数が多い選手でもあり、それに加えて今年はこのHR数なので投手もカウント次第では勝負を避けるというケースも出てくるのでここまで増えたと見るのが妥当でしょうか。別にマグワイアの記録を破らせまいという意図があるわけではありません。

もしあったとしたらレイシズム満開の場合だけでしょうが。

最近のレイブルさんのお気に入りは"Japanese Bazzsaw"ことタジリ。日本ではかつて大日本プロレスに所属し、新日東京ドーム大会で金本浩二と対戦したこともあるジュニアヘビーの猛者としても知られています。数年前から渡米してECWに参加、ECWのTV王座にも輝いたことのある実力者です。でもレイブルさんは何を勘違いしたか3ヶ月程度前に渡米してあっという間にスターダムを上ったと思っています。レイブルさんにとってECWは最初から存在しなかった団体だったんでしょうか?

ここ最近のタジリさんはWCWからの移籍組のトーリ・ウィルソン嬢とラブラブな関係になっており(もちろんストーリー上)、それに対して同じく移籍組のステイシー・キーブラ―嬢が「この裏切り者!」と絡んでいる状態。以下日本では未公開のストーリーですので一部隠しながら説明です。読みたい方は範囲指定で反転させて読んでください。

トリー色気勝ち/WWF
<WWFアラバマ大会>
◇2日(日本時間3日)◇米アラバマ州モビール市シビック・センター◇観衆8500人


 WWF田尻義博の恋人トリー・ウイルソンが代理戦争を起こした。2日の「スマックダウン」で、田尻と因縁のあるタズの恋人、キブラーとビキニ・コンテストで一騎打ち。リング上でガウンを脱ぎ捨てセクシーさをアピールし合い、より多くの声援を集めたトリーが勝利を収めた。負けたキブラーは腕力にまかせて反撃に出たが、田尻がトリーを抱き上げて逃げ去った。(デーブ・レイブル通信員)

こちらの掲示板の過去ログを参照していただくとわかりやすいと思いますが、タズとステイシーが恋人関係だというストーリーは存在しません(笑)。もともとステイシーとトリーの因縁ストーリーのところでタズが加勢という流れになっているはずなのですが、レイブルさんは「男と女が一緒にいたら恋人」という小学生レベルの連想で脳内ストーリーを作ってしまったようです。

少年の心を忘れないレイブルさん、ステキですな(苦笑)。

【01.10.04 今年のFA戦線、静かに進行中】
すでにFA行使を宣言している日ハム・片岡、そしてオリックス・田口もFA行使の模様。そして今年のFAの目玉である読売・清原。この3人を巡る各球団の動きは未だ水面下での進行という状況です。

このFA戦線で選手獲得を狙いたい球団は数あれど、その中でも阪神は気合が入っている様子。このFA行使確実な3選手すべてにアタックをかけてそのウチ1人ないし2人の獲得を目指すとか。そのためには金を惜しまないという「どうしちゃったんですか?」と聞きたくなるほどの入れ込みよう。本気でチームを強くしようという気持ちの現われなのか、「妙な外国人にゼニ使うより、日本人のスター選手にゼニ使うたほうがマシや!」という方針転換なのか。赤星や井川、濱中など若手は確実に育ってきているものの、中軸がしっかりしていない阪神としてはここで柱となる選手を入れることは得策かと思います。

さて金では負けていないのが読売(笑)。なんとか清原の残留を取りつけるために渡辺オーナーみずから出馬、額面の入っていない手形を用意してやるなどと最初から札束でツラぁひっぱたく用意金額に関してはかなりの譲歩を覚悟しているようです。清原としては去年あたりさんざんポンコツ扱いしたくせに、今年は掌を返したように褒めちぎるナベツネに対してどう思っているのでしょう。番長日記並みの物言いくらいは期待したいのですが(笑)。

なんだかんだで巨人残留に10万ペリカ。

ダイエーの王貞治監督(61)が来季も指揮を執ることが4日、正式に発表された。この日午前、神戸市内のホテルで王監督と中内正オーナーが記者会見した。契約は2年で、来季が8年目のシーズンとなる。

当初は生卵を投げつけられるなどファンの期待を裏切っていましたが、その後着実にチーム改革をおこなって優勝戦線に絡むだけのチームを作り上げた手腕は評価されて当然のものです。今年は二連覇した去年ほど中継ぎ&ペドラザの調子が良くなかったため優勝を逃しましたが、王監督の続投は納得できるものでしょう。ちなみに契約期間は二年だそうです。

あと家主的に気になるのは若菜コーチがどうなるか。球団的にイメージダウンになってしまった四球攻めの首謀者である若菜コーチは「むこうも同じ立場
だったら、同じことをすると思う。うちから打とうとするのが間違い」と開き直っていらっしゃいます。噴飯。

ということは。たとえば若菜コーチが残留した場合で、また来年ローズがシーズン55本以上を打つためにはダイエーに移籍して日本国籍を取得して
多布井 狼主

と改名するとかそういう方法を取らないとダメだということなのでしょうか。どうやら若菜さんは王監督バンザイなナショナリストのご様子ですので。

すいません、元ネタと関係ない話でした(笑)。

シカゴ・カブスのサミー・ソーサが史上初となる3度目のシーズン60号に到達しました。去年こそ50本どまりでしたが、98年からの4年間で合計239本塁打、通算でも446本塁打と恐ろしいハイペースで量産しています。

今まで60本なんていう数字はそれこそ夢の数字だと思っていたのですが、ここまでホームランインフレが起こってくるとなにか感覚がマヒしてきますな。ボンズもまもなく70号の大台に乗せてきそうですし。つくづく日本で55号がどうのこうの言っているのがバカらしく感じられるような。

ともかくもこんな選手をリアルタイムで見られるということに感謝したいモノです。

トロント・ブルージェイズのゴード・アッシュGMがシーズン終了を待たずして解任されました。アッシュ氏は94年にGM就任しましたが、とたんにそれまで2連覇していたワールドシリーズから遠ざかり、今年は首位に17ゲームほど離されるという状態。この低迷ぶりについにオーナーの鉄槌が下されたという格好。

特に今年はデビッド・ウェルズ親分をトレードで放出してホワイトソックスから獲得したマイク・サーロッカがトレード後に肩の負傷で1年間登板できないという事実が発覚。GMとしてはその能力を疑われる大失態を犯してしまいました。

そんなこんなで今年も優勝を逃したブルージェイズから追い出されることに。後任GMはまだ決定していませんが、アシスタントGMであるティム・マクリアリー氏とデーブ・スチュアート氏(かつてA'sで4年連続20勝を挙げた名投手ですな)が当面の代理として働くことになります。スチュアートはコーチとしても定評がある人ですが、果たしてGMとしての腕のほどはいかがなのでしょう。家主的にはスチュアートの手腕に期待しておりますが。

元巨人軍捕手の“デーブ”こと、大久保博元(34)=サンケイスポーツ専属評論家=が、来年の男子ゴルフツアー出場をかけたJGTOセカンド・クオリファイイング・トーナメントの茨城・セベ・バレステロスGC会場に出場。初日を5オーバー77の59位でスタートした。4日間72ホールで36位以内に入ればサードQTに進むが、このセカンドQTに進出したことで主催者推薦により来年のレギュラーツアー6試合(最大)に出場できる資格を有している。早くも主催者側から出場オファーがあったことも明らかになり、来年の“ツアーデビュー”は確実だ。

あのぅ、大久保って元西武じゃないんでしょうか(笑)。

ともかくとっととツアーデビューして頂いてTVの画面から遠ざかっていただきたいと思っているのは家主だけですか? ついでにパンチとか呼ばれてる人も遠ざかっていただきたいのですが。

今季フリーエージェント(FA)権を取得した日本ハムの片岡篤史内野手は2日、FA権を行使する意思を明らかにした。片岡は「10年間掛かって得た権利なので、行使はしたい。優勝するための努力、姿勢を大事にしたい」と、移籍球団選びの基準を示した。日本ハムは残留に全力を尽くす方針。

いつだったかハムが大量リードを決めている試合で「ビッグバン投手陣」がそのビッグバン度合いを遺憾なく発揮して逆転されて負けたという試合がありました。その時片岡は「一体何点取れば勝てるんや!」と激昂したそうな。それはもう怒って当然であり、片岡じゃなくてもそう思うわけで。日ハムファンの家主としても飽きれてモノがいえない試合というのも何度も見せられました。そういえば今年は日ハムの勝ちゲームをナマで見た覚えがありません。

そんな片岡が「FA行使したい」発言。ここで止まればハム残留の意思も見えますが、それにプラスして「優勝への努力や姿勢」というのに言及しています。

ハムに残る可能性、かなり少なそうですな。その理由としてはファンの間からも不満が漏れ聞こえる大島監督の留任、そして

 また、森繁和投手コーチが、投手陣不振の責任を取り球団に辞任を申し入れたが、保留となった。

ビッグバン投手陣を作り上げた張本人である森コーチが自ら辞任したいといってるのに即決じゃなく保留です。コーチ人事が面倒だからとか、まだ契約のこってるからとかいう理由で保留してるとしたら、優勝への努力も姿勢も見えませんわな。

今年はお世辞にもいい成績とは言えなかった片岡ですが、守備も打撃も高いレベルを持つ選手だけに移籍ということになれば悲しすぎるものがありますが、自分の納得できる環境で存分にプレイしてもらいたいという気ももちろんあります。・・・でもハムに残ってほしいなぁ・・・

人気アニメ「ドラえもん」の声優で知られるタレント、大山のぶ代(64)が7月に直腸がんの手術を受けていたことが1日、分かった。夫の俳優、砂川啓介(64)が5日発売の手記「カミさんはドラえもん」(双葉社刊)で告白している。

なにかヒジョーにベタなタイトルだと思うのは家主だけでしょうか。

 内視鏡を挿入して20センチしか直腸を切らなくてよかったことや、執刀医から「どこにも転移していないから、91.9%は大丈夫」と言われたことなどが綴られている。

内視鏡手術で済んだ点や転移していないという医者の言から、早期発見・早期治療というガン治療のベストパターンで進んだのではないかと思われますが、なぜ91.9%という中途半端な数字が出てきたのでしょう? いずれにせよ
ある意味国の宝である「のぶ代ヴォイス」は守られたようでなにより。

 この日一部で大山が2年後に引退し、後任のドラえもんの声優はオーディションで決定すると報じられたことに、砂川は「病気から完全復活した今、そのようなことは一切考えておりません」と全面否定した。

どうやら出元は東スポみたいですな。しかしドラえもん声優オーディションったら全国からものすごい数の応募が殺到しそうです。なにかというとモノマネのネタになってますし。クラスに一人くらいいたろ、似てね〜ドラえもんのマネするヤツ(笑)。そういうのを集めて「オーディションだよ! ドラえもん 〜のび太と勝ち抜きドラえもんヴォイス選手権〜」とかやりゃぁいいんですよ。

全国から集まったドラヴォイスの持ち主をトーナメントで戦わせて、最後に勝ちぬいた者がオーガこと範馬勇次郎大山のぶ代とサシで勝負出来ると。それに勝ったら二代目ドラえもんの座を手に入れることができるとか。

どういう風に戦うとか、どうやったらリアルドラヴォイスの持ち主であるのぶ代と戦って勝てるのかとか家主に聞かれても、そらぁ知らねぇ(笑)。

とりあえず先に言っておきますが、米サイトからのネタなので誤訳とかそういうのがあるかも知れませんが大きな気持ちで見てやってください(笑)。

MLBネタです。シアトル・マリナーズのショート、カルロス・ギーエン選手が肺結核に感染している事が先週金曜日に発覚、すぐさまノースウェスト病院に隔離入院されました。現在ではかなり体調も回復したようですが面会謝絶状態は続いており、ピネラ監督でも面会は許されないようです。

マリナーズは今月9日からALDSで(おそらく)インディアンスとの決戦に挑むことになりますが、ここでの出場も微妙な状態。またマリナーズの面々は結核に感染していないかどうかの検査を木曜日に受ける事になりました。もしも他の選手に感染していたとなると大打撃を受けることになりますが、どうなることやら。

日刊スポーツの海外特派員にデーブ・レイブルという人がいます。主にアメリカのプロレスに関する記事を書いているのですが、これがデタラメが多い。彼の手にかかると関節技でフォール勝ちになったり、王座が移動していないのに移動したことになっていたり、もう何年もアメリカにいる日本人選手がつい最近渡米したことになっていたりとムチャクチャです(笑)。

その天衣無縫なレイブルワールドには怒りを通り越してもはや失笑しか出ません。一部では「レイブルは日本人だ」とか「ホントは米マット界どころかプロレスさえロクに知らないやつが書いている」などの憶測が飛んでおり、日刊スポーツ新聞社に対して抗議メールを送った方もいらっしゃいます。結局反応はなしのつぶてですが。

家主としては今後レイブル氏を苦笑う形で、どれくらい彼が独走してしまっているのかをご紹介したいと思います。というわけで今回のネタ。

<WWF>
◇9月29日(日本時間30日)◇米・フロリダ州ジャクソンビル市コロシアム◇観衆1万1000人


 WWFヘビー級王者アングルが、前王者オースチンを返り討ちにした。9月29日のジャクソンビル大会で再戦に応じた王者は、オリンピック・スラムでフォールを決め、先月23日のピッツバーグ大会に続いて連勝した。(デーブ・レイブル通信員)

この日のフロリダでの大会というのはノーTVのもので日本でいう地方巡業みたいなものでしょうか。あくまでTVでのライブやテーピングがメインであるWWFの興行をノーTVの結果まで流してくれるとはずいぶんご丁寧なことですが

▽WWF世界ヘビー級選手権試合60分1本
アングル(王者)=勝ち
{14分26秒五輪スラム}
オースチン(挑戦者)=負け


オリンピックスラムではなく五輪スラムです。我らがレイブル様はわざわざ日本の読者のために「オリンピック」を「五輪」と訳して伝えてくださっております。・・・・っつーかバカにしてねぇか(笑)?

ちなみに五輪スラムは現在「アングルスラム」と改称され、TV放送でもこちらの名称を使っています。やっぱちゃんとWWF見てないんだな、レイブルたんってばぁ(はぁと)。

今回あんまり面白くなかったな(笑)。

 オンワード・スカイラークスに所属する元横綱若乃花の花田勝(30)が1日、東京ドームで行われたリクルート戦で初の先発出場。スペシャルチームの一員などで計9プレーに出場、成長ぶりをアピールした。

 開幕第2戦で初の先発出場を果たした花田は「練習でやった通りにできた」と収穫を口にした。

 9月17日のデビュー戦はわずか3秒、1プレーの出場。この日は、トライ・フォー・ポイントのキックカバーなど計9プレーで60秒の出場だ。「2週間で伸びてきている」と野田監督。今後はTEのほかに、FBとしての起用予定もある。

アメフトをご存知ない方の為に説明しますと、アメフト1試合は合計60分ですので花田兄の出場は試合全体の1/60ということになります。TE(タイトエンド)での出場のようですが、TEとは一番前でぶつかるラインマンと同じくらいの位置にいるポジションで、パスも受けたりブロックもしなけりゃいけないという、仕事が多いポジションです。スペシャルチームというのはボールを蹴らなきゃいけないプレイの時に出てくる役目と考えてもらえればいいでしょう。

さて。花田兄はDT(ディフェンスタックル)でブチかまして必要とあらばラインバッカーのブリッツの為に穴作るくらいをさせればと思う人もいるでしょうが、そうさせないのは思わずがっぷり四つに組んでホールディングで5ヤード罰退とかいうミスを練習中にやりまくったからという裏事情があるのではないかと家主は邪推します(笑)。それでTEというポジションが妥当なのかはよくわかりません。

起用予定のあるFB(フルバック)は所謂ランニングバックというアメフトの花形ともいえるポジションですが、これにしてもボール持って走るほかに後ろにいるTB(テイルバック)の護衛みたいな役目やTBの走る道作りなんかもするタフなところ。これまた花田兄に妥当なポジションなのかよくわかりません。

つーことはアレか、とりあえずいろいろやらせて思い出作らせるつもりか(笑)。

普段何やってんだかよくわからないコミッショナーである川島広守氏が9月30日のダイエーvs近鉄戦でのローズ選手への四球攻めに関して不快感を示すという異例の事態に発展しました(笑)。

「新記録の達成チャンスを故意に奪うことは、フェアプレーを至上の価値とする野球の本質から外れており、ファンに支持されるとは到底思えない」とダイエーを厳しく批判している。

 小池唯夫パ・リーグ会長も「大リーグは選手が全力で戦っている姿が共感を集めている。プロ野球である以上、力と力の勝負でファンの期待に応えることが大事」とのコメントを出し、ダイエーの瀬戸山隆三・球団代表に電話で趣旨を伝えた。

さてここらへんは実に真っ当な意見であり、やはり日本プロ野球の人気低迷の一因とも考えられるMLBを引き出すあたりはコミッシュ側もかなりファン離れに関して気にしている様子が伺えます。しかし。

ダイエーの瀬戸山・球団代表は1日、コミッショナー談話に対し「一般的にはごもっともです。ただ、昨日のケースはどうか。勝つための戦術もある。私としては(現場を預かっていないので)論評する立場にない」と述べた。

要は「ファンとか一般人がどう考えようと勝ちゃえぇんじゃ! でもオレは現場担当じゃないから関係ないもーん」ということを球団を代表する立場の人として仰ってるんでしょうか。球団代表といったら球団のトップであり、球団に関する風評とか一番気にしなけりゃいけない立場の人なんじゃないかと家主は思ったりするのですが。つーかダイエー大丈夫なんでしょうか。本社と合わせて。

【01.09.30 長嶋茂雄監督退任&王貞治監督ご乱心】
読売・長嶋アミールS茂雄監督が退任されるということで、本拠地最終戦で大々的なセレモニーが行われました。またそれに伴い村田真一捕手、斎藤雅樹投手、槙原寛巳投手の引退も発表。家主としては特に斎藤投手のファンであった為にヒジョーに残念な思いと長い間お疲れ様でしたという思いでいっぱいです。長嶋監督退任に関しては「やっとか」という思いでいっぱいですが。

以前より長嶋監督に関しては否定的な立場にいた家主としては今回のご英断には拍手を送りこそすれ「まだ辞めないでくれ」とはまったく思っておりません。これで日本の野球も本格的に新しい時代に入っていくんじゃないかと思っております。それだけに原辰徳新監督には期待でいっぱいです。やっと潤沢な層を誇る二軍選手たちにも日の目があたりそうですし。

と、思ったら日本野球にとってかなりマイナスな汚点が同日行われたダイエーvs近鉄戦で発生してしまいました。年間本塁打55本をマークした近鉄のタフィー・ローズ選手に対して敬遠まがいの投球でほとんど勝負せず、バースの時からまったく進歩していないところを見せつけてしまいました。

この敬遠まがい、王監督が指示したのかと思いきや「敬遠の指示はしていない」とのことで、実際に敬遠を指示したのは若菜バッテリーコーチだったようです。若菜コーチはNHK「サンデースポーツ」の取材に対して
「ローズはいずれアメリカに帰る選手。目の前で記録を抜かれるのは辛い。」
また別のインタビューでは
「王監督の55本(の本塁打記録)は日本プロ野球界の象徴として置いておくべきだ。」
とのコメントを残しています。

噴飯モノですな。

このコメント、若菜コーチが王監督をかばって「俺が悪者になればいい」と漢気満載で発言したモノなのか、それとも王監督が「若菜、俺のために悪者になってくれ」とチキンっ気満載で発言させたモノなのかよくわかりませんが、どちらにせよ過去の記録にしがみついて日本プロ野球の象徴を間接的に貶めているようにしか見えないのは私だけですか? こんな形で守られた象徴なんぞない方がよっぽどマシだと思うのですが。ついでにナショナリズム全開のコメントにある意味鳥肌が立つのを覚えます。

王監督としてはどうお思いなのでしょう。圧縮バットだったとはいえ55本塁打の記録は立派なモノですし、それ以上に通算本塁打記録868本というのはMLBでも破る者がでないんじゃないかと思うほど立派な記録で、それこそ日本プロ野球の象徴としてふさわしいと家主は考えます。これ以上、日本プロ野球界が誇るホームラン王の晩節を汚すようなマネはしていただきたくないですね。ましてや現役選手や未来のホームラン王の希望を潰えさせるようなマネも。

当然ながらダイエーホークスの掲示板なんかも賛否両論であふれかえってますし「騒ぎの中には2ちゃんねら」の原則通り(?)、あちら方面からの来客とおぼしき発言なども見られます。ファンである以上肯定したい気持ちもわかりますが、試合に勝つため云々以前に今回の一件がプロ野球的に面白い事なのかどうかをまず考えていただきたい。

しかし、リニューアル1発目がこれですか(笑)。