家主世迷言
01年10月後半


【01.10.30 粛清の扉開くか? MLB球団削減計画ついに明るみへ】
98年のエキスパンジョンで今期ナリーグ覇者アリゾナ・ダイアモンドバックスと低迷続けるタンパベイ・デビルレイズの2球団が増えて計30球団となったMLBですが、やはりこれだけあれば人気や収益にも差が出て鼻血も出ない状況になっている球団もあります。特にカナダ・フランス語圏であるモントリオールに本拠地を構えるエキスポスなんかは地元のファンにすらそっぽ向かれて入場者1万人を割る試合なんかもザラという状況。こういうチームは超大型市場となってしまった現在のMLBの中では弱い→客来ない→金入らん→選手流出→弱い・・・という悪循環に陥ってしまいます。ヒジョーに特殊な例として近年のアスレチックスやツインズが若手の働きによって勝つというのがありますが、あくまで特殊です。

そんなこともありMLBのチーム削減という噂が今シーズンあたりから出て、この噂に関してバド・セリグコミッショナーは口を閉ざしてきましたが、ついにコミッシュが重い口を開きました。

その内容は・・・「来シーズンから2チーム削減することは可能だ。やるとすればオーナーの了承を得た上で、エキスポスともう1チーム、フロリダ・マーリンズかミネソタ・ツインズのどちらかをということになる」

1億6000万ドルにも及ぶ歳入交付金の大部分を受け取っているチームを削減したいという意向があるとのことでこの3チームの名が挙がった模様。もちろん選手会の承認も必要になるでしょうが、選手会とオーナー側との労使協定がこのワールドシリーズ後に切れることもあって、まだ協定の交渉が始まっていないために削減に関する協議も遅れる可能性があります。すでに来シーズンのスケジュールは決定済みで、すでにそれを発表している球団もあり、協議が遅れた場合には来シーズンからの2チーム削減は難しくなりますが、MLB機構側はすでに2チーム削減後のスケジュールは用意してあるそうです。

えぇと、長くなったんでまとめますが・・・
 ●削除対象チームはエキスポス+マーリンズorツインズ
 ●オーナー側と選手会側の了承が必要
 ●すでに2チーム減のスケジュールは作成済み

実際の協議が始まるのはWS終了の翌週。シカゴで各球団のオーナーを呼んで行われることになります。球団が消滅した場合、所属選手たちはウェーバー制のドラフトにかけられることになります。目玉はエキスポスならヴラディミール・ゲレーロやホセ・ヴィドロ、マーリンズならチャールズ・ジョンソンやAJ・バーネット、アントニオ・アルフォンセカなど、ツインズはダグ・ミンケイビッツやエリック・ミルトンやブラッド・ラドキー・・・イイ選手がかなり揃っていて面白いことになりそうな雰囲気です。

もうちょい整理して続報をお届けします。

【01.10.29 1500枚のチケット求めて緊急通報もダウン】
まさかの2連勝で王者ヤンキースを破ってのワールドシリーズ制覇すら見えてきたアリゾナ・ダイアモンドバックス。しかし破ったのはヤンキースだけではありませんでした。

第1戦・第2戦のチケット1500枚が電話予約で販売されたのですが、この予約に電話が殺到。かなりの負荷が電話回線にかかってしまって一部の携帯電話回線や日本での119番にあたる緊急通報回線911番の回線までパンクしてしまいました。

1人につき4枚という制限で売り出されたチケットに多くの注文が殺到した結果、電話回線の保護システムが稼動したのですが、この保護システムというのがかかってきた電話の半分をシャットダウンするという方式を取っていたようなのですが、シャットダウンした半分だけでも充分に電話回線を落とせるだけの量になっていたのだろう、というのが専門家の意見だそうで。

チケットが売りきれたあとすぐに回線は復帰したそうですが、911までダウンすることになるってことはとんでもない本数の電話がきたってェことでしょうか。それこそアリゾナ中の電話が使われたとか(笑)。時期が時期だけに911まで繋がらないというのはどうかと思いますが。

XWFにホーガン参戦へ
 ハルク・ホーガンが、映画会社ユニバーサルが設立する注目の新団体「XWF」に参戦する。25日、地元フロリダ州のラジオ番組に出演して明らかにした。団体を仕切るジミー・ハートは団体の目玉にする考えで、11月13、14両日の旗揚げ戦ではメーンでスティングと対決させたいという。(デーブ・レイブル通信員)


残念ながら家主はXWFに関する詳しい情報を掴んでいないので、ツッコミどころをどこにしていいやら分からないのですが(レイブルさん記名記事というだけでもツッコミどころかも知れませんが)、とりあえず今現在でわかってることというとジミー・ハートとケビン・サリバンが仕切るユニバーサル資本の団体だということくらいです。ちなみにこの2人は末期WCWも仕切っていた時期があり、特にサリバンの方はブッカーを担当していましたが団体を面白くない方向へ持っていくことに大いなる貢献をしていました。

さてその2人のもとにすでに過去の人であるハルク・ホーガンが参戦のようですが、目玉にするにはかなりトウが立ちすぎてる印象があります。またスティングの方は確かに参戦すれば目玉にはなるでしょうが、本人はレスリングよりも俳優業に力を入れているという話もあります。で、ホーガンvsスティングはWCWのときにさんざんやっているような気もして、客を呼ぶだけの魅力に欠けると思うのですがいかがなもんなんでしょうか。

ユニバーサルも仕切らせる人材を間違えたと思います。

・・・彼の記事ほとんどがダウトという話もありますが。かつてTBSで放送されていた「ダウトをさがせ」という番組がありました。要は間違い探しクイズ番組だったんですが、今回はレイブルさんの記事からダウトを探してみましょう。

WWF対WCW、ECW抗争最終決着へ
 泥沼化するWWF対WCW・ECW軍の抗争が、最終決着に向かいそうだ。WWFビンス・マクマホン代表が「11月18日のグリーンズボロPPV大会で勝った方に軍団を統一させることにした」と発表した。


ここまではホントです。米22日のRAWという番組の中で「今度のPPV『サバイバー・シリーズ』で団体の存続を掛けて勝負だ!」という発言をビンスがしています。ソースはこちら。

ソースが英語だから分からんという場合はコレを使ってください。

同代表は22日の大会で5大王座のうち4つを手放したことを重大視。

ダウト! 王座を奪われたのはビンス側ではなくて、息子シェイン率いるWCW・ECW連合(アライアンス)側です。

23日にはWCW・USヘビー王座から陥落したライノの追放を決めるなど、本隊の立て直しに動き始めた。(デーブ・レイブル通信員)

ダウト! これもライノの追放ではなくて正確には「無期限出場停止」です。せっかく大枚はたいて獲得したライノを追放するほどビンスはアホじゃありませんし、「出場停止だ!」とほざいたのもビンスではなく、息子のシェインです。ついでに言うとWWFなんかの番組内で出場停止とか言い出した場合はケガの治療での離脱や、プロモーション活動など別の仕事での離脱を意味している場合があります。マジでクビなら番組内では言いません。ソースはこちら。

いやぁ、レイブルさんってかなりWWFにお詳しいんですねぇ。


・・・・・ダウトっっ!!

かつては山田久志(現中日監督)がサブマリン投法と呼ばれていたように、アンダースローの投手はその沈み込むフォームから潜水艦に例えられていますが、これは韓国でも同じことのようです。22日の朝鮮日報の記事ですが

 アリゾナ・ダイヤモンドバックスが‘核潜水艦’ 金炳賢(キム・ビョンヒョン/22)の完璧なセーブでワールドシリーズ進出を決めた。

原子力潜水艦ですよ。それとも核兵器搭載なんでしょうか。ともかくスケールが違います。

さて韓国人初のWS登板をキムに譲る格好となったドジャースのパク・チャンホですが、故郷に帰って小学生の野球大会で始球式を行うようです。

 大リーグ・LAドジャースの朴賛浩(パク・チャンホ/28)が、24日故郷の公州(コンジュ)で開幕する第2回朴賛浩旗・全国小学野球大会を観戦し、始球式を行う。31チームが参加しトーナメント方式で行う大会は、30日まで公州市の‘朴賛浩夢の木’野球場と公州高校グラウンドで開催される。米国から帰国後済州(チェジュ)で休養していた朴賛浩は23日、公州に向かった。

自分の名前がついた球場で、自分の名が掲げられた野球大会の始球式。野球選手冥利に尽きるんじゃないでしょうか。ただドジャースファンにとっては「とっとと契約の結論出してくれや」という思っているかも知れません。

家主的にはA'sを破ったヤンキースに落とし前とってもらってWS制覇というのが希望ですが、その半面同じアジア人としてキム・ビュンヒュンに活躍してもらいたいとも思っております。いずれにせよ面白い試合を期待したいですな。

マリナーズのイチローが最優秀新人に選ばれたそうです。っつーてもアメリカのスポーツ雑誌『スポーティング・ニュース』誌の選ぶ今期のMLB表彰選手みたいな企画記事の中ではありますが。

米国の有力スポーツ週刊誌「スポーティング・ニュース」の最新号(10月29日号)は、米大リーグ、ア・リーグの年間最優秀新人にイチロー外野手(マリナーズ)を選出し、「イチローは大リーグで最もエキサイティングな選手の一人だ」と賛辞を贈った。ア・リーグのベストメンバーでも外野手で選出された。

その評価は間違いないと思うのですが、どうにも日本で大騒ぎしているようなので確認しておきたいと思います。今回のはあくまで雑誌の特集の中でのことであって実際にオフィシャルの新人王に選ばれたわけでもなんでもないわけです。たとえばの話、日本で最も有力である「週刊ベースボール」誌の特集記事の中で「週べが選ぶ新人王だ!」って言ってるようなものなんですから。だからニューヨーク・タイムズにイチロー・クレイジーとか言われるんです>日本のマスコミ

あ、念のためお断りしておきますが、家主は別にイチローが嫌いって訳じゃありません。例外としてA's戦で当たるときは思いっきり嫌いますが(笑)。

いずれにせよイチローがア・リーグ最優秀新人に選ばれるのは確実だろうと家主も思っています。もちろん全米記者協会の方で選ぶやつ。実はMLBの方はもう一つMLB選手会が選ぶ賞なんてぇのもあって、そちらの方はどうなるか分かりません。家主が選手ならたぶんソリアーノに一票入れそうですが(笑)。

・・・だからイチロー嫌いじゃないんだってば(笑)。

昨年のアリーグMVP、オークランド・アスレチックスのジェイソン・ジアンビ兄貴とアスレチックス(以下A's)との来期以降の契約交渉は6年9000万ドルでいったん契約締結されるかと思われましたが、兄貴側が持ち出したノートレード条項(契約期間内は兄貴側でトレード拒否できる契約条項)をA's側がOKするかどうかで紛糾し、契約が結ばれないどころか兄貴側は「オイラはこのチームに残りたいから安い金額でOKだけど、そんなこと言ってんならこんな額じゃ納得しねぇぞ」という状態になってしまいますます混迷の色を深めました。

ところがここへ来てヤンキースが兄貴獲得に色気を出してきた影響か、A's側がノートレード条項を認める方向に動いているようです。A'sにとってのジアンビ兄貴は主砲というだけでなく、チームを束ねるまさに大黒柱的存在。しかも昨年に続いて今年もMVP候補と呼ばれるくらいの活躍をしてしまったので、このままではマジで金のあるヤンキースに行かれてしまうと焦りがでたが故の今回の方針転換というところでしょうか。

ついでに現在のA'sには守護神ジェイソン・イズリングハウゼンと今期トレードで獲得したジョニー・デーモンの二人との契約交渉という難題も控えています。もちろん金がないA'sですから3人とも契約を結ぶなんていうことは到底ムリです。若手に有望な選手の多いA'sとはいっても下手をすると3人とも他球団流出という危険性すらある現状に歯止めをかけるため、最悪でもジアンビ兄貴だけでも確保しようという部分もあるのではないかと邪推します。

いずれにせよ、なんで最初っからノートレード条項を認めておかなかったんだとA'sファンでありジアンビ兄貴ファンの家主としては不満いっぱいです。ここらへんは人情だけじゃ動かないMLBの契約のシビアさでもあるのですが。

ヤンキースの3−1で迎えたヤンキースvsマリナーズ第5戦、先発はヤンキースがペティート、マリナーズがシーリーで始まりました・・・ この時点でマリナーズは大量失点でも食らおうものなら敗戦決定という感じもしなくはないのですが。

結局、第4戦の勢いがそのまま持続して押し捲ったヤンキースは4回ジーターの犠牲フライやバーニー・ウィリアムスの2ランなどで一気に4点を先制。その後もYanks打線大爆発で、マリナーズはベルの2点タイムリーとイチローのタイムリー内野安打による計3点しか返せませんでした。最後はマリアノ・リベラがなんだかんだで抑えて勝負あり。これでヤンキースは4年連続アリーグ制覇でワールドシリーズ進出。ナリーグチャンピオンのアリゾナ・ダイアモンドバックスと対戦することになりました。

見所はヤンキース打線vsカート・シリング&ランディ・ジョンソンの対決、ヤンキース投手陣が主砲ルイス・ゴンザレスやポストシーズン好調なクレイグ・カウンセルらをどう抑えこんでいくか。ポイントはやはりシリングとジョンソンの二人の間に投げるミゲル・バティスタとアルビー・ロペスがどういったピッチングを見せるかという所でしょうか。あと韓国人初のWS出場となるキム・ビュンヒュンにも注目です。

ワールドシリーズは現地27日にアリゾナで第1戦がスタートします。

タジリサーンのことが大好きなレイブルさんをまた苦笑います。

田尻をめぐりスケスケ下着対決/WWF
<WWF:セントルイス大会>
◇21日(日本時間22日)◇米ミズーリ州セントルイス市ザ・サビス・センター◇観衆1万4000人


 豪華なタイトルマッチがめじろ押しとなった21日のWWFセントルイス大会で、もっとも男性ファンの注目を集めたのはトリー・ウイルソンとスタシィ・キブラーのランジェリー・マッチだった。

家主は毎度毎度スカパーなどでWWFを見てたりしますが、その時の現地実況やらリングアナは「ステーシー・キーブラー」と呼んでいるのは間違いありません。また名前のスペリングを見てみましょう。

Stacy Keibler

レイブルさん、ローマ字読みですか!?

少なくとも現地で試合を見ていればリングアナがステーシーと呼んでいるのは聞こえるでしょうし、TV観戦だとしても実況やらなんやらでステーシーと呼んでるのは聞こえます。それをしっかり無視してスタシィと呼んでいるあたり、相当英語のできない日本人記者が海外サイトのみナナメ読みして書いてるようにしか思えないのですがいかがでしょう。それともレイブルさんの御国ではStacyをスタシィと呼ぶ慣わしがあるのでしょうか。つーかどこの国の人間だ、オメェ。

田尻義博を奪い合う美人2人は、スケスケの下着を身に着けてリングサイドのファンを挑発。大声援を受けたトリーが、エビ固めで勝利した。田尻をめぐる争いは、さらにエキサイトしそうだ。(デーブ・レイブル通信員)

もういいかげんタジリサーン主体の記事はシカトかませるようになってはきました。ちなみにランジェリーマッチの様子はこのあたりから何枚かの画像をご覧あれ。 どこにもタジリは出てこないことを確認していただけると思います。お子チャマやワイフと一緒に閲覧している人は見ちゃダメです。

・・・あ、一部プレイの幅が広がるかもしれないのはありますが(謎)。

▽WWF世界タッグ選手権試合30分1本
 D・ダッドリー、B・ダッドリー=勝ち(王者組)
  {9分19秒 のど輪落とし}
 ビッグ・ショー、田尻義博=負け(挑戦者組)


Oh! ワタシこの試合の結果は3Dで決まったと公式サイトの方で確認したデスガネー。それともレイブルさんは3Dという技をノド輪落としと認識しているのでしょうか? するってぇと天コジカッターもノド輪落としってことになるんですが。

記事と関係ない試合結果を載せてるところは最早どーでもいいです。

レイブルさん、今日もいっぱいネタ提供ありがとうございます(苦笑)。

【01.10.22 DバックスWS進出! Yanksは王手】
3−1でDバックス王手で迎えたDバックスvsブレーブスのNLCS第5戦。先発はランディ・ジョンソンとトム・グラビンという好勝負必至のマッチアップ。試合は4回表にバティスタのタイムリーでDバックスが先制しますが、その裏ブレーブスは元ロッテのフリオ・フランコが同点先頭打者HRで同点に持ち込みます。フランコおじさん、なにげにこのシリーズ活躍中でした。しかしDバックスは5回にデュラ蔵・・・じゃなくてデュラーゾの2ランで勝ち越しに成功。ブレーブスは7回にまたもやフランコのタイムリーで1点差まで詰めよりますが、最後はキム・ビュンヒュンがしっかり抑えて勝利。Dバックスは念願のWS初出場となりました。

さてALCSヤンキースvsマリナーズの方は本家ロケット、ロジャー・クレメンスとポール・アボットの先発。両チームとも投手陣がふんばって7回まで無得点でしたが、8回の表マリナーズのブレット・ブーンがソロHRで先制。このまま最強セットアッパー陣が抑え切るかと思われましたが、その裏ヤンキースのバーニー・ウィリアムスが同点となるソロHRを放ち、待ったをかけます。そして迎えた9回裏、満を持して登板した佐々木サマから元広島・ソリアーノがサヨナラ2ランHRを放っての大団円。これでヤンキース3−1で4年連続のWS進出にリーチとなりました。

図らずも両リーグで日本野球を経験した二人が活躍した1日でした。さて注目のALCS第5戦はマリナーズがアーロン・シーリー、ヤンキースがアンディ・ペティートの先発となります。さてヤンキースが一気に決めるか、それともマリナーズが盛り返すのか、ヒジョーに楽しみなところです。

いろんな意味で和製ロケットの松坂が沢村賞獲得だそうです。

沢村賞選考委員会が22日、都内で開かれ、新人から3年連続最多勝の西武松坂大輔投手(21)が、初選出された。
 同賞は先発完投型の本格派投手に贈られ、89年から選考対象に加わったパ・リーグ投手の受賞は野茂英雄(近鉄)石井丈裕(西武)西口文也(西武)に続き4人目。


常々思うのですが、どうせ沢村賞があるくらいだったらその年に活躍したストッパーだけに贈られる「津田賞」とか作ってくんないもんかと。ファイアマン賞があるからダメでしょうかねぇ。余談ですが。

 昨年は該当者なし。過去に例のない2年連続該当者なしの事態は避けようという方針で始まった選考は難航した。6項目の選考基準のうち、松坂が5項目をクリア。4項目を満たした野口茂樹(27=中日)は、勝ち星が12勝と少なく、松坂に及ばなかった。

なんかムリヤリ選びました臭が漂っているのですが気のせいですか? 今年の松坂は確かに最多勝も取ってますが、沢村賞を獲得できるだけの成績だったかというと、頭にでっかい?マークが浮かびそうなのですが。最初の段階で「二年連続ナシは避けよう」と言ってるってことは先行者選考者側としても「今年も該当者いないんじゃないか」とか考えてたんじゃないんでしょうかねぇ。

まぁ、いいんですけどね。

ついにプレステで『クイズ$ミリオネア』が登場するようです。本家であるところの"Who want to be a Millionair"はPCや海外版ハードなどで発売されているようですが、このミリオネアはもちろんみのもんた出演の純国産バージョンです。

つまりは自宅にいながらにしてみのプレッシャーを体感出来るわ、画面の前で「ファイナルアンサー!」と叫ぶこともできるわけです。マルチタップをつければ仲間と一緒に早押し並べ替えから争うことだってできるのでしょう。これはミリオネアファンにとってはたまらない一本になりそうです。

発売は12月20日予定。価格4800円でハードはプレステ1。プレステ2を持っていない人でもOK。このクリスマスは家主ももの凄い勢いでファイナルアンサーしているかもしれません。

・・・寂しいなんて言うな。

【01.10.19 地味なミスター・オクトーバー目覚める(ALCS Game#2)】
ヤンキースvsマリナーズのALCS第二戦、先発はヤンキースがマイク・ムシーナ、マリナーズがフレディ・ガルシアで始まりました。

試合は二回にヤンキースのとっても地味だけどプレーオフの時期に滅法強いスコット・ブローシャスの二点タイムリー2ベースと暴投王チャック・ノブロックのタイムリーで3点を先制。マリナーズはその後4回にスタン・ハビアーの2ランが飛び出し、面白い展開になって来ましたが、その後はムシーナが流石の投球でM's打線を封じ込め、7回からはメンドーサ→リベラのリレーで試合終了。

3−2でヤンキースが勝利してWS進出まであと二勝となりました。逆にマリナーズは本拠地セーフコフィールドでイタイ2連敗。次の試合は現地20日にニューヨークに戻ってジェイミー・モイヤーオーランド・”男爵”・ヘルナンデスが先発。明日はNLCSブレーブスvsDバックス、先発はジョン・バーケットとカート・シリングとなります。

【01.10.19 ドラサイトも出る杭は打たれる状態に】
我々RJCだけではなくて、日本で最も愛されているキャラクターであるところのドラえもんのパロディや研究分析を扱ったサイトも「出る杭打たれる」状況になっているようです。・・・いやウチよりもあちらの方がよっぽどアクセス数は多いのですが。

ドラえもんを扱ったパロディやドラ関係のコンテンツを多数置いて人々の賞賛を得ているサイトであるところの「アヒヒパラダイス」さんは先日、ドラえもんを掲載している雑誌を扱っている小学館から1通のメールを受け取ったそうです。その内容を要約すると『ドラえもん関係のモノは私的利用だけ認めてるが、ホームページとか人目に触れるところに置いたらアカンので、10日以内にとっとと消しやがれでございマース!』というもの。

これに対して「ドラ関係にまったく触れられないのなら感想ページすら載せられないんですか? つまりネット上にはドラページは存在できないということじゃないんですか? それっておかしくないですか?」と質問メールを送った管理人の方に対するメールは「いや、アタシも上には逆らえないもんで・・・」という感じ。

どうやら他のドラサイトにも同様のメールが送られてきたようですが、小学館の部課名などが書かれていないことと、青森にしかAPがないプロバイダから送られてきたメールであることなどからニセモノと断定してシカトしているようです。アヒヒパラダイスさんでも一時はドラ関連閉鎖の態度を打ち出しましたが、現在はニセモノの疑いがあるので保留しています。

こうやって著作権やいろいろな権利を盾にしたこういう行動は何らかの著作物を題材にしたサイト運営している以上ついてまわるものですが、それは裏ッ返せば日本の著作権に関する態度が曖昧だったり未整備部分が多いことや、著作権保有者側の一般へのアナウンスメントが不充分だということも原因にあるのではないかと思ったりするのですが。一概に著作権侵害している(という風に言われている)側が悪いわけではないよなと思ったりするところもあり。線引きの甘さは問題にはならないのでしょうか。

だからって著作権侵害していいって訳じゃないんですが。

インターネットラジオ局Radio-Japan.Comが大変な状況になっています。いくつかの番組を残してほとんどの番組ファイルが消去されてしまいました。

事の発端はホスティング会社から「RJCが無断でJASRAC著作権保持曲を使用しているというチクリのメールが届きましたが、本当の事でしょうか」みたいなメールが届きました。んでホスティング会社側は「権利を侵害するモノは置いちゃいけないですよ」みたいな方針を採っているので、追い出されたらタマランということでスタッフ協議の結果、JASRAC曲を使った番組を放送停止にしたというもの。

緘口令引いてる訳じゃないですが、とりあえずニュースリリースに出てる範囲での話で止めておきます・・・ というところでお察し下さい(笑)。

ここからRJCスタッフとしてのハナシ。まぁ今回の件はスタッフ全員覚悟していたことなので別に動揺もナニもないです。JASRACの目にとまるか、今回みたいにチクリが入るかで何時かこういう事態になるだろうとは、RJCの最初の段階から話していたことです。結局2年の間にJASRACからはなにもなくて、ホスティング会社のほうからクレームがつきましたが。

ともかく放送可能な番組は4番組だけになりましたが、まだ生きてます。JASRAC音源を使えなくなっても、我々にはまだ頭脳と仲間が残ってます。却って音源に制限が出たぶんだけアイディアのほうがいろいろ出そうな感じです。その方が面白い番組が出そうな気もします。

そういや何年か前に「ノックダウンされたけどまた立ちあがる。倒れたまんまじゃねぇぜ」みたいな曲が流行りましたな。ちょうど今そんな感じ。あれは酒のみソングでしたか・・・ 家主とかには丁度よさそうで(笑)。

【01.10.17 BigUnit、プレーオフ連敗を止める】
えーっと・・・・ ALDSはヤンクスの勝ち。それだけで勘弁してください(笑)。明日を見つめましょう、明日を(笑)。

というわけでブレーブス先発グレッグ・マダックス、Dバックス先発ランディ・ジョンソンという超豪華対決で幕を上げたブレーブスvsダイアモンドバックスのナショナルリーグ・チャンピオンシップシリーズ。やはりMLBの頂点に立つ二人だけあってマダックスは7回までDバックスを1回のサンダース、5回のルイス・ゴンザレスのタイムリーによる2点に抑えますが、それ以上に凄かったのがBigUnit。ブレーブス打線を3安打に抑えて2−0の完封勝利。奪三振も11個とシーズン中そのままの活躍で、やっとプレーオフ連敗を7で止めました。ここから逆ミスター・オクトーバー返上となるか、そして125球での完投がこの後どういう影響をもたらすのかが気になります。

さて明日はヤンキースvsマリナーズもスタート。先発はYanksがペティート、M'sがシーリー。そしてブレーブスvsDバックスの二戦目はブレーブスがグラビン、Dバックスがバティスタとなります。ブレーブスがタイに戻すか、バックスが決めにかかるか、そしてYanksはマリナーズに再びチャンピオンシップの厳しさを教え込むことができるのか? まだまだ注目です。