【第1回・ステアーズと"O.H."の関係】

怪我や病気で出場のできない仲間の背番号を帽子に縫い付けるという行為は、今や日本球界でも良く見られるようになり、選手によっては2つも3つも番号をつけているという選手もいる。しかし"O.H"というイニシャルをつけているのはおそらくオークランド・アスレチックスのマット・ステアーズしかいないだろう。

先日、アメリカのプロレス団体WWFのPPVイベントの最中に、オーウェン・ハート選手が不慮の事故で亡くなった。ハートは新日本プロレスでジュニア王者になったこともあるテクニシャン。ステアーズとハートは同じカナダ出身、またステアーズがプロレスファンということもあり2人は何度か会っていた。そのハートが亡くなったことを悼み、彼のイニシャルである"O.H"を帽子に縫い付けたのだという。また99という数字も縫い付けられているが、これはNHLフリークでもあるステアーズが先ごろ引退したウェイン・グレツキーに敬意を表してつけたものだ。

シーズン前にダイエットに成功して「今年は20HR20SBを狙うよ」と宣言したステアーズ。果たしてこの2人の偉大な選手の加護で目標を達成できるだろうか?

 

【第2回・ジョークじゃない!? ナギーと晩餐会〜】

インディアンスのチャールズ・ナギー投手は8日、ホワイトハウスで行われたハンガリーのArpad Goncz大統領の歓迎晩餐会に出席した。ナギーの家系がハンガリー系であることからの招待だったが、突然のホワイトハウスからの招待にはやはり驚いたらしく「招待状が来たときは正直言ってジョークだと思ったよ。でもいい経験だよね。自腹切ってあそこまで行って、招待状と身分証明見せてさ(笑)。」と語った。

晩餐会へは奥さんのジャッキーさんとともに出席。クリントン大統領とヒラリー夫人とも会う機会があったという。ナギーは「(クリントン)大統領が僕のことを知ってるかどうかわからなかったけど、僕のことを大統領に紹介してくれた人がいたんだ。おかげで大統領は『ようこそ、歓迎するよ』って言ってくれたんだ。」と貴重な体験を振り返っていた。

翌9日には投げ込みを行って違和感があるといっていた肩をテスト。12日のレッズ戦には先発できるようだ。おそらく次にナギーが大統領と会えるのはインディアンスがWSを制覇してからだろう。

 

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First Created 99/08/23
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