【(幻の)第10回・ABは美人?】
ちょっと最初に謝っておかないといけないんですが、前回のTopixのスキマからで第11回と書いてしまったんですが、正確には第10回の間違いでした。訂正してお詫び申し上げます。というわけで幻の第10回です。(^^; 幻だからってワケじゃないですが、ちょっとこのコラムに関しての話を。どういう風にして書いているかと言うと、某所から30球団分のトピックスを引っぱってきて、そこからネタを選び出して自分なりに翻訳して書いているというだけなんです。
「だけ」とはいうけども実際のところネタを見つけるにも文章はすべて英語。まったく苦手ということはないんですが、最近のナマクラな頭には少々コタえるもんです。そこでいわゆる翻訳ソフトというヤツを使っているんですが、これも役に立つやら立たないやら。愛用の「訳せ!ゴマ」のピュアマインドはなかなかイカした訳をたたき出してくれるわけですよ。
たとえばインディアンスというチーム名はすべて「インド人」と訳されるもんですから、"Indians's most hottest pitcher,Steve Karsay"は「インド人の最も熱い投手、Steve Karsay」なんですよ。・・・いつからインド人になったんでしょうか(笑)? 他にも選手名でもこういうことがたびたび起こります。カブスのところで「マーク優美」なんてのがあって「ユミって誰?」と思ったらグレースのことだったり、It's Gone!のオフでは"A.B."としておなじみのアルバート・ベルの場合、"Belle"に「美人」という意味があるらしく、その訳文と彼とのギャップにはただただ笑うしかありません。(^^;
単語登録すればいいんでしょうが、こういう超訳が見られるってのもネタ探しの最中の息抜きになってるもんですから、ひとまず今シーズンはこのまんまで続けるつもりです。もっと英語を勉強しろ? おっしゃるとおりで(笑)。
注)belle はおそらくフランス語源だろうというmomoさんのお話。ビートルズの『ミッシエル』という曲の中の一節にもありますね。
【第12回・Do you smell what the Rock is cookin'?】
月曜日のこと、アスレチックスのティム・レインズがヤンキースタジアムのクラブハウスを訪れた。彼が向かった先は昨年まで在籍していたヤンキース側で、ここでレインズはかつてのチームメイトたちから盛大な歓迎を受けた。
レインズは現在DL入りして欠場中なのだが、その原因というのは狼瘡という病気で("Lupus"でgooの検索をかけると実例写真が見られます)治療法が良くわかっていない上に、皮膚だけでなく腎臓などにもダメージを与えるものだということで、毎日の投薬と月に一度の静脈内の治療が欠かせない状態になっている。またこれが発症したのはどうやら1年以上前、つまりヤンキース在籍時からということらしい。医師によれば症状が軽くなればプレイはできるということで、レインズ本人も「俺はまだ5〜6年はやれると思ってるけどね」と復帰に前向きの姿勢を見せている。
歓迎を受けたレインズは「まるで初めてワールドシリーズのパレードに参加した時みたいだよ。素晴らしいね!」と感激した様子。また「元気になって復帰したからって、俺に当てるんじゃねぇぞ」といいながらメンドーサやリベラとフザケあったりと、ティノ・マルティネス言うところの「2度のWSで俺たちを救ってくれた」明るさは健在というところを見せていた。
レインズがヤンキースタジアムを訪れたのはこれだけが目的ではない。試合前に行われる昨年のチャンピオンリング贈呈セレモニーに参加するためだ。トーレ監督に空の箱だけを渡されるなんていうジョークをカマされながらも、リングを受け取ったレインズには惜しみない拍手が送られていた。このあとA's側のダグアウトに戻ってリングを見せびらかしたレインズは「これ一つ取るために17年もかかったけど、チャンピオンになることは最高だって良くわかるよ。2つ持ってるけどもう一つ取れそうだね」とやはり気持ちはワイルドカード争いをしているチームに向いているようだ。
注)ちなみにタイトルはレインズが打席に入るときの曲で最初に流れるセリフ。レインズのニックネームが「ロック」であることに由来しています。意味としては『ロック様の妙技を味わえ!』っていう感じですね。
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First Created 99/08/23
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