【第15回・Communication Break Down...?】
タイガースのC.J.ニトコウスキーは9日のデビルレイズ戦に先発して2対2のスコアのケースで四球を出したところで、マット・アンダーソンにマウンドを譲ったのだが、そのあとC.J.の怒りが大爆発、パリッシュ監督の采配を「選手とのコミュニケーションが足りてない!」などと批判したという。
が、翌日になってC.J.はミーティングの際にパリッシュに謝罪。「感情に任せてL.P.(パリッシュ監督のこと)に対してトンデモないことを言ってしまった。これに関してどんなペナルティでも受けます」と反省の姿勢を見せた。これに対してパリッシュは「オレはC.J.とケンカするつもりはない。謝罪してくれたんだしね。しかし少なからず彼を悪く思う人は出てしまうんだろうな」とかえってC.J.の心配をしているようだ。またC.J.の怒りの原因となってしまった選手とのコミュニケーション不足に関しては「オレの部屋のドアはいつでも開いている。何か言いたいことがあれば言いに来てくれればいいんだ」とコメントしているが、実際のところそう簡単にはいかないようだ。
「L.P.は気楽に言ってるが、それは勝っているチームだからできることであって、オレたちみたいな若手の多いチームではそう簡単にはいかない。若い連中にはゲキを飛ばさなきゃ勝手に突っ走っていってしまうが、オレたちはL.P.のそんな姿を見たことがない。この状態が来年まで続くとしたらロクなことにならないよ」とはやはりC.J.の言。どうやらパリッシュと選手たちの間には少々どころではないギャップが横たわっているようだ。このギャップを埋めることがタイガースにとってオフシーズン最大の課題になるのだろうか。
注)タイトルはレッド・ツェッペリンの同名曲からです。しかしパリッシュ監督はギャップを埋める前に消えていってしまいました。(^^; おつかれさまです。
【第16回・Dude looks like a lady...?】
いやあの、いーかげんにせいってツッコミを食らってしまいそうなんですが、またA'sネタです。(^^; 残念ながらプレイオフ進出を逃してしまったA'sですが、チームの雰囲気が沈んでいるかというと必ずしもそうではないようで。ある日のクラブハウスの様子を除いてみると、なんと女装パーティのような様相を呈していたとのこと。というのもその年のルーキーはみんな一度はベテラン選手たちに衣服をはぎ取られて女装をさせられるというのが毎年恒例の行事になっているのです。
今年の犠牲者はあわせて8人。今年の新人王候補と言われていたエリック・チャベスはビキニの上だけに女性物のストレッチパンツ。オルメド・サインズは腰ミノにナイトキャップ、シーズン終盤にセットアップで起用されることの多かったクビンスキーとキャッチャーのヘルナンデスはワンピースに赤ちゃん用のニットの帽子、同じくハーヴィルは"I Love Brad Pitt"と書かれたTシャツ。メネシーノはピンクのホットパンツ、そしてもちろんA'sの大躍進の原動力となったティム・ハドソンも女性物のワンピースの水着を着用。・・・顔を知らない? いやまぁいいガタイのお兄ちゃんたちがそういうカッコしてると思えばそれでOKです(笑)。
チームリーダーのジアンビは「オレのときもヒドかったなぁ。ピチピチのパンツはかされてさぁ。ウチに帰ればまだ写真があると思うよ。今思えばサイテーの出来事だぜ(笑)」と振りかえる。しかし「アイツらにとってはずっと気を抜くヒマもなかったんだしさ。オレ達にとっても大事な気分転換だよ」とこの女装パーティの意義を説明している。若い選手が多いチームにとって、今シーズンのワイルドカード争いはとてつもないプレッシャーになったのは確かだ。だからこそこんなバカ騒ぎが必要なのかもしれない。しかしこれがいつから行われているか知らないが、もしかしてカンセコやマグワイアもやられてたとすると・・・想像したくないなぁ。(^^;
注)タイトルはエアロスミスの"Dude"という曲からです。ちなみにA'sネタはたぶん4回目くらい。こんなに多くてスイマセン(笑)。
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First Created 99/08/23
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