【第19回・結婚記念日には金メダルを】
10月23日はmomoさんの結婚式だったってぇ訳でこんな夫婦の話題を。オリオールズのジェフ・コーナインは6度目の結婚記念日を祝うために勝利をプレゼントしたんだそうで。勝利といっても野球でではない。ラケットボールの試合での勝利である。奥さんのシンディさんと組んでU.S.ナショナル・ラケットボール・ダブルス選手権に出場したコーナインは25歳以上の部の決勝戦でヴァレンタイン&ベネディクト組を破って優勝したのだ。
実はシンディさんはラケットボールの元アメリカ代表の選手だったのだそうで、この大会への出場は勝利というだけでなく、多くの友人たちと再開するのも目的だったようだ。「いいプレイができて、いい結果が出て、友達にも会えたし、ホントにいい週末になったよ」とはコーナインの弁。実はそれだけでなく友人のラーナーさんと出場した男子ダブルス30歳以上の部でも銀メダルを獲得し、本当に大活躍の週末だったようだ。
フリーエージェントの権利を獲得するコーナインにとっては、来年どこのチームでプレイするにしても家族にとって一番いい条件を選ぶつもりだという。しかし結婚記念日のプレゼントに大会で優勝して金メダルってのもなかなかイカしてますね。こういうイカしたダンナになりたいもんです、ハイ(笑)。
【第20回・ツインズの屈辱】
ちょうどミネソタ・ティンバーウルヴスが来日しているときではあるが、同じミネソタつながりでこんな話題を。ツインズとセントポールにとっては厳しい結果が出てしまった。というのもセントポール市のダウンタウン近辺に新球場を建設、その建設費に市の税収の一部を使うべきかどうかという住民投票が行われたのだが、結果は否決。この結果はセントポール市のコールマン市長にとっても、ツインズのフロントにとっても大きなショックだったようだ。
「セントポールにチームを呼ぶことは我々の大きな夢だったんだが・・・ 残念ながら夢に終わってしまうようだ」と市長はかなり落ちこんでいるようだが、それもそのはず。この新球場建設のために一大キャンペーンを組んでいたのだ。そのキャンペーンというのはかつてのツインズのスタープレイヤーであるカービー・パケット、ジャック・モリス、ティム・ラウドナー、ケント・ハーベック、また現役のロン・クーマーとテリー・スタインバックというそうそうたる面々を使って賛成票を集めようというものだった。
しかし投票結果は賛成42%に対して反対58%と、ツインズとセントポール市にとって不運な結果となってしまった。このキャンペーンにはツインズも30万ドルという額をかけていただけに痛手は大きい。ツインズのオーナー、カール・ポーラッドは「我々を拒否するなんて信じられない。ショックだ。これ以上のコメントはない」とのこと。こういうコメントもないんじゃないかとは思うが、今年の成績ではセントポールの市民が盛り上がらないのも致し方ないところであろうか。番記者には「チームMVPはナシ、A級戦犯いっぱい」と書かれてしまうわ、セントポール市には拒否されるわというツインズの受難はいつまで続くのだろうか?
注)「MVPナシ、A級戦犯いっぱい」は第17回【MVPとMDP】を参照の事。
Back! or Go forward!
First Created 99/08/23
当家頁はともすけ(tomosuke@gem.bekkoame.ne.jp)によって作成されています。当ページに関するお問い合わせ・ご質問はメールもしくは掲示板にてお願いいたします。また掲載されている文章の無断転載・無断引用を禁止します。