オークランド・アスレチックスに関する情報をおとどけするきまぐれ白象情報局。もちろんこのページもきまぐれ更新になる可能性が高いので何卒ご容赦のほどを。他に比べたら更新頻度は多いと思うけど。(^^;

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2000/05/31〜2001/01/09

【ロニー・ガント←→ロビン・ジェニングスのトレード成立!(2001/07/03)】

A'sはコロラド・ロッキーズとのトレードでベテラン外野手ロニー・ガントを獲得したことを発表した。1年契約で年俸は175万ドル。2002年オフまでの球団側オプション付きとのこと。A'sからの交換相手は外野手のロビン・ジェニングス。

ガントは今年で12年目となるベテランで、90年代初頭のブレーブスでデビッド・ジャスティス(現ヤンキース)やトニー・ペンドルトン(引退)らとともにチームの主軸選手として活躍、その後レッズ、カージナルス、フィリーズ、ロッキーズを経てA's入団となる。通算成績は1679試合.256 300HR 932RBI。

A'sとしては先に引退を表明したジョン・ジャハの代わりのDHやレフトの守備に入れる方向で起用することになると見られる。しかしガントがA'sに入ってくるとは。あのころのブレーブスも見ているのでなかなかに感じ入るモノがありますねぇ。活躍を期待しております。

【ジョン・ジャハ引退を表明(2001/06/30)】

復帰が期待されていた右の大砲ジョン・ジャハが引退することとなった。

ジャハはミルウォーキー・ブリュワーズに1984年のドラフト14順目で入団。92年にメジャーデビューし、96年には34本塁打118打点という成績を残したものの97・98年と怪我のために活躍できず、99年にA'sとマイナー契約で入団。その年には35本塁打111打点とジアンビ兄・ステアーズ(現カブス)・グリーブ(現デビルレイズ)とともに超重量打線の一角を担った。2000年、そして今年は故障が再発して試合にも満足に出られない状態となり、キャリアの終わりを迎えた。

なおジャハ引退によって空いたロースターにはエリック・ヒルハス(イチローのMLB初ヒットの相手でしたっけ)が昇格。

99年シーズンに気持ちイイくらいにバカスカHR飛ばしていたジャハの姿が忘れられません。それだけに期待していたのですが・・・ ともかくお疲れさまでした。

【控え捕手としてグレッグ・マイヤーズと契約(2001/06/23)】

サル・ファサーノを放出したことによりラモン・ヘルナンデス1人となってしまったキャッチャーを補充するため、オリオールズを自由契約となったグレッグ・マイヤーズを獲得した。A'sの控えにはもう一人ルーキーのトム・ウィルソンがいたが、肩の弱さが主因となって5月18日に3Aサクラメントへ降格となっていた。

今シーズンのマイヤーズは.270 4HR 18RBIという成績。あくまでラモヘルの控えという形ではあるが期待したい。

【またですか。ジャハ、DL入り。その他移動情報(2001/04/02)】

怪我がなければ間違いなく不動のDHなはずのジョン・ジャハだが、やはり手術した左肩の回復状況が思わしくなく、15日間のDL入りとなった。またピッチャーのチャド・ハーヴィルも60日間のDL入りで2人は開幕絶望。

またオープン戦4勝と調子の良かったコーリー・リドルはじめチャド・ブラッドフォード、ルイス・ヴィスカイーノ、マーク・ベルホーンは3Aサクラメント行き。サクラメントからはオープン戦打撃好調なロビン・ジェニングスが昇格する。

【オマー・オリバレス、パイレーツへトレード】

個人的には「Boomerの伊勢さん似」と思っている(笑)オマー・オリバレスがピッツバーグ・パイレーツへトレード。A's側の獲得選手は後日発表。オリバレスは今年のオープン戦で2勝1敗の成績でコーリー・リドルとの先発5番手争いをしていたが、シーズンに入ってからもリドルが使われることが濃厚となり、パイレーツ側もジェイソン・シュミット、クリス・ベンソン、フランシスコ・コルドバといったあたりが故障中であるため、オリバレスに白羽の矢が立った模様。

【やはり今年もカナリキテール(笑) 絶好調オープン戦全結果】

というわけでもはやこの時期なので3月1日から4月1日までのオープン戦結果だけを一気に。

3/1 vs MIL 6-7(L)
3/3 vs ANA 8-10(L)
3/4 vs ANA 4-2(W)
3/5 vs SFO 2-4(L)
3/6 vs CHN 2-0(W)
3/7 vs SEA(Rain,Canceled)
3/9 vs SDG 2-3(L)
3/11 vs SFO 12-6(W)
3/12 vs ARI 4-7(L)
3/13 vs COL 9-3(W)
3/16 vs ANA 5-2(W)
3/17 vs SEA 7-6(W)
3/18 vs ARI 7-4(W)
3/19 vs CHN 10-4(W)
3/20 vs SEA 7-4(W)
3/21 vs CHA 13-10(W)
3/22 vs CHA 9-14(L)
3/23 vs SDG 12-1(W)
3/24 vs ANA 2-11(L)
3/25 vs MIL 8-3(W)
3/26 vs SDG 6-1(W)
3/27 vs SFO 9-5(W)
3/28 vs MIL 10-9(W)
3/29 vs SAC 9-0(W)
3/30 vs STL 2-1(W)
3/31 vs SFO 6-1(W)
4/1 vs SFO 3-6(L)

というわけで18勝8敗、7連勝が二回とヒジョーに今年も調子が良さそうなA'sであります。その中でもコーリー・リドルは先発五番手を狙えそうな勢いです。また開幕の相手であるマリナーズとは行われた3試合とも勝利と先行きが明るい雰囲気。日本での中継もある開幕3連戦では一気にスウィープしてA'sの強さをアピールして欲しいところです。

更新停止中の主要ニューストピックス(2001/02/27)

    申し訳ない、諸所の理由で更新ができませんでした。というわけでこの間のA's関連ニュースを抜粋しながらフォロー・・・っても大事なところは2点。移転問題に関しては後でまとめて。

    ハウ監督、1年間の契約延長

    A'sはアート・ハウ監督と1年の契約延長で合意、これでハウ監督は2002年のシーズンまでA'sを指揮することになります。95年にA's監督に就任して以来3度目の契約延長となるハウ監督は、選手からの人望も厚く、ビリー・ビーンGMとの名伯楽コンビで若手選手を次々と育て上げた事、そして昨年のアリーグ西地区優勝が評価されたのでしょう。なお契約には2003年までのオプション契約もあり、今年・来年の成績次第では2003年まで指揮を取る可能性もあります。

    ジム・メシールと3年695万ドルで契約合意

    セットアップとして昨年の優勝に大きく貢献したジム・メシールが3年間で695万ドルという契約でサイン、年俸調停を回避しました。この契約は調停の公聴会前日に結ばれて、まさにギリギリでのサインとなりました。当初メシールは190万ドルを要求、これに対してA'sは125万ドルを提示と金額に開きがあったために調停を申請しましたが、結局1年目100万ドル、2年目225万ドル、3年目330万ドル+ボーナスという形での3年契約で決定。今年も来年も再来年もしっかりと抑えてもらいたいものです。

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