オークランド・アスレチックスに関する情報をおとどけするきまぐれ白象情報局。もちろんこのページもきまぐれ更新になる可能性が高いので何卒ご容赦のほどを。他に比べたら更新頻度は多いと思うけど。(^^; |
【2000/05/31〜2001/01/09までのニュース】
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【イスリングハウゼンが1年契約330万ドルでサイン】 2000年シーズンに33セーブを挙げたクローザー、ジェイソン・イスリングハウゼン(以下イジーと省略(^^;)が1年契約330万ドルで契約に合意した。昨季の年俸が82万ドルだったことを考えると一気に約4倍増ということになる。イジーは昨季40回のセーブ機会で33セーブ、66試合登板で防御率3.78とまずまずの成績。シーズン終盤では「長期間は持たない」という下馬評通りに調子を落としたが(^^; なんとか持ち直して地区優勝に貢献した。 昨季の地区優勝はイジーら中継ぎ・抑え投手陣の活躍があってのこと。ぜひ今年もイジーには金額に見合うような活躍をしてもらいたいところだ。 【年の初めの大トレード、ジョニー・デイモン獲得・グリーブはレイズへ(2001/01/09)】 この度A's、ロイヤルズ、デビルレイズの3球団間でトレードが成立。ロイヤルズのジョニー・デイモン外野手がA'sへ、そしてA'sの98年新人王ベン・グリーブがデビルレイズへ移籍することとなった。3球団間の選手移動は以下のとおり。
3球団間で合計9人の選手が移動するトレードとなった。噂通りグリーブは放出されてしまったが、やはり三振と併殺の多さ(2000年シーズン130三振&MLBワーストの32併殺)がネックになったということだろう。確かに昨季はそれに泣かされることが多かった。デイモンは昨季.327
16HR
88RBIに加えてキャリアハイの214安打136得点46盗塁という立派な成績を残している。ついでに言うと長打率は.495とグリーブの.487を明らかに上まわっている。難点は2001年シーズン終了後にFA資格を得るために、今年一年のみのプレイになるだろうということ。
コーリー・リドルはデビルレイズで今期31試合登板4勝6敗の成績だが、9月の試合でA'sが完封負けを喫した際にビリー・ビーンGMが目をつけていたとのこと。マーク・エリスはロイヤルズ2Aの内野手。昨年は26盗塁と俊足ぶりを見せていた。
今回のトレードでは機動力と確実性のある打撃と守備を求めたA's、抑え投手を求めたロイヤルズ、長距離打者が欲しかったデビルレイズそれぞれにとって思った通りのトレードが出来たというところか。もちろんこのトレードが成功したかが判明するのはシーズンが始まってからである。いずれにせよデイモンの活躍や新天地でのグリーブ、ヒンチらの活躍を期待したい。
【5人目の先発候補、マーク・ガスリーをFAで獲得(2001/01/07)】 ケビン・エイピアー移籍で先発がちょっと心配なA'sだが、5人目の先発候補としてFAでブルージェイズのマーク・ガスリーを獲得した。ガスリーは89年ツインズでデビュー、その後ドジャースやデビルレイズ、カブスなどを経てA's入りした。チームとしては彼を先発として起用する予定だが、過去9年間でたった2試合しか先発として登板していないために少々不安ではある。12年間の通算成績は38勝42敗12セーブ、防御率4.18というもの。これで2001年シーズンの先発陣はティム・ハドソン、ギル・ヘレディア、バリー・ジトー、オマー・オリバレス(もしくはマーク・マルダー)、そしてマーク・ガスリーというローテーションになる。 【ちょっと前の情報まとめて。ダグ・ジョーンズ引退&ケビン・エイピアーFA移籍】 ファイル保存で失敗してしまい、一生懸命書いたネタが消失しまして(笑)。 ともかくも2ネタまとめて。まずは43歳の大ベテランリリーバー、ダグ・ジョーンズがこの度引退を表明した模様。ジョーンズは主にインディアンスなどでクローザーとして活躍、A'sには99年から昨年まで中継ぎやテイラーの負傷欠場中やイスリングハウゼン不調の際の抑え役として在籍。通算成績は69勝79敗303セーブ、防御率3.30。ホントにお疲れ様でした。 またFA登録していたケビン・エイピアーはニューヨーク・メッツへの移籍が決定した。エイピアーは99年途中にトレードでロイヤルズから移籍、その年にA'sで7勝(99年トータルで19勝)してチームのワイルドカード争いに貢献、2000年シーズンには15勝と8年ぶりのア・リーグ西地区制覇の立役者の一人として活躍した。メッツとしてはFAでロッキーズに移籍したマイク・ハンプトンの代わりということだろうが、果たしてその期待に応えることができるか? 私としては結構好きな選手だったんですけどねぇ。あのジャイアン顔含めて(笑)。ともかくメッツでも頑張ってください。 【あくまで噂、グリーブのトレード計画】 さてとうとうこの人にもこういう噂が出てくるようになってしまいました。98年シーズンの新人王でもあるベン・グリーブですが、既にいろいろなところでハナシが飛んでいるレッズのスコット・ウィリアムソン(彼も98年ナ・リーグの新人王ですね)とのトレード・ルーマーを始めとして他にも数球団の先発投手とのトレードが画策されているとのこと。これはもちろんエイピアーのFA移籍というのも念頭に置いてのことでもあるでしょう。 現在のところ様子見という段階でしょうが、もしFAでそれなりのスラッガーでも獲得してしまえばトレードに踏み切るということもありうるのでは。もちろん巷で噂のビッグネームなんて期待してはいけません。金のない球団ですし来年にはジェイソン兄貴との契約も控えているんですから(笑)。 【来春に向けて7人とマイナー契約(2000/12/06)】 A'sは右投手のデーブ・エイランド、エリック・ヒルハス、フランク・ランクフォード、ジョン・ラットリフ、スティーブ・シュレンク、捕手のトム・ウィルソン、外野手のアンディ・エイバッドとのマイナーリーグ契約を結んだことを発表した。7人とも来春のスプリング・トレーニングに招集されることが決定している。 ちなみにエイバッドという名前に聞き覚えのある方もいるでしょうが、彼は今年大阪近鉄バファローズにいたエイバッドです。さしたる成績は残していませんが、さてどうなることやら。 【マット・ステアーズ、カブスへトレード】 更新が遅れて今さらという感じではありますが(笑)。オプションを行使しないことで改めて年俸交渉を行っていたA'sとステアーズだったが、結局折り合いがつかずにシカゴ・カブスとのトレードが成立ということに相なった。ステアーズと交換でA'sが獲得したのは右投手のエリック・アイルランド。95年のドラフトでアストロズの指名2順目での入団。今年はマイナーで11勝9敗の成績を残し、今オフにカブスがウェイバーで獲得したがそのままステアーズとのトレードでA's入りということになった。現時点では事実上カブスまる儲けのトレードと言っていい。 A'sは同時に右投手のバート・スノウ、左投手のホワン・ペーニャ、一塁手のジェイソン・ハート、内野手のオスカー・サラザーの40人ロースター入りも発表した。 【ランディ・ヴェラーディ、テキサスへトレード(2000/11/17)】 A'sはセカンドのランディ・ヴェラーディとテキサス・レンジャースのマイナー2選手とのトレードを発表しました。テキサスから獲得した選手はアーロン・ハラングとライアン・カレンの2人。ハラングは昨年1Aシャーロットで28試合に登板、13勝5敗・防御率3.32の成績、99年のドラフトで6順目で指名されている22歳。カレンは今年1Aで6勝6敗9セーブ・防御率3.04の成績を残した20歳。 昨年のトレード期限ギリギリで獲得したヴェラーディは今年序盤をケガのために出場できず苦杯を飲んだが、復帰後はA'sの8年ぶりのディビジョン制覇に貢献した。その貢献者を放出ということの裏にはヴェラーディの年齢と(37歳)今年序盤に活躍したメネチーノ、期待の若手であるオーティスを使うメドがついたこともあるのではないだろうか。 いずれにせよ獲得した2人、そしてテキサスへ行ったヴェラーディの活躍を祈っております。 全米野球記者協会選考によるア・リーグMVPにジェイソン・ジアンビが選ばれた。アスレチックスとしては92年のデニス・エカーズリー、打者としては90年のリッキー・ヘンダーソン以来の受賞となった。28人の記者による投票の結果、1位票が半数である14票、2位票11、3位票2と2位のホワイトソックスのフランク・トーマスに32ポイント差をつけての受賞となった(ちなみにハドソンが8ポイント、テハーダが5ポイント獲得しています)。 決め手となったのはやはりA'sを8年ぶりの優勝、プレイオフ進出に導いた原動力であること、打率.333、43本塁打、137打点にくわえア・リーグ最高の出塁率.476、リーグ3位の長打率.647、シーズン満塁HR4本、そして優勝争いがもっとも激化した9月に.396 13HR 32RBI という好成績を残したのも大きい。 記者会見の場ではときおり感激の涙に声をつまらせるという場面もあった。チームメイト、そして父親への感謝の言葉を述べていたジアンビ。彼はもはやチームの顔だけでなくア・リーグを代表する選手へと成長したといってもいいでしょう。 【ALサイ・ヤング賞にはペドロ・マルティネス。ハドソンは2位】 ア・リーグのサイ・ヤング賞が発表され、2年連続でレッドソックスのペドロ・マルティネスが受賞、我らがティム・ハドソンは得票総数で2位となった。1位票はすべてマルティネスに投じられ、ハドソンは2位票16、3位票6の合計54ポイント。1位のマルティネスとは実に86ポイント差という大差での決定となっている。ハドソンは今年ア・リーグ最多タイの20勝を挙げているが、防御率は4.14と決して良くはない。マルティネスは20勝に到達せず投手三冠を逃したものの驚異の防御率1.74というDH制を採用しているア・リーグながらとんでもない成績を残しており、当然といえば当然の結果であろう。 まぁハドソンにはまだまだ先がありますから焦らずに。 【選手会選考の新人王はテレンス・ロング。リーグ新人王には届かず(2000/11/07)】 今年大活躍のテレンス・ロングが新人王に選ばれました・・・といってもこれはMLB選手会によって選ばれた各賞のなかでア・リーグの新人王としてロングが選ばれたというものです。今年の記者投票によるア・リーグ新人王にはご存じのとおりマリナーズの佐々木主浩投手が選ばれていますが、こちらの投票でもロングは合計ポイントで2位とちゃんと評価を得ています。 【A'sがドミニカへ2400台の車いすを寄付(2000/11/07)】 A'sはドミニカ共和国へ車いすを2400台寄付することを発表しました。これはA'sがパートナーシップを結んでいる"Wheelchairs
for the World
Foundation"を通してのもので、11月にドミニカのラ・ヴィクトリアで行われる野球教室の際に寄付されるとのこと。贈呈のセレモニーの際にはドミニカ出身のミゲル・テハーダ、ホセ・オーティス、ルイス・ヴィスカイーノ、マリオ・エンカーナシオンの4人がプレゼンターとなる模様。 A'sの来シーズンのスケジュールが発表され、開幕戦は4月2日にシアトル・セーフコフィールドでマリナーズを相手に行われることが決定した。マリナーズといえば今シーズン最終戦まで地区優勝を争ったが、その相手と21世紀最初の試合を行うというのは因縁めいているというかなんというか。 しかし裏を返せば佐々木が在籍し、場合によってはイチローもいるかもしれないマリナーズ相手ということで日本のTVで中継される可能性はヒジョーに高いのでは。ということは日本のA'sファンにとってこれ以上ない相手でもあるわけです。来世紀もA'sから目が離せません(笑)。 なおザ・ネットでの初戦は4月6日の対エンジェルス戦。このあとまたマリナーズ、そしてレンジャースとのホーム合計9連戦が行われます。今シーズンのチャンピオンであるヤンキースとは4月27日にヤンキースタジアムで初対戦。 またインターリーグは毎年注目のバトル・オブ・ザ・ベイ・シリーズ(対ジャイアンツ)が6月8日〜10日がザ・ネット、15日〜16日がパックベル・パークとなっています。他には対ドジャース戦が7月12日〜14日、対ロッキース戦が7月15日〜17日までいずれもザ・ネットで。対パドレス戦が6月12日から14日までクゥオルコム・パークで。対ダイアモンドバックス戦が7月6日〜8日までバンクワン・スタジアムで行われます。 【今オフは大人気!? ケン・モッカはブルージェイズ監督候補(2000/11/02)】 ブルージェイズのGM、ゴード・アッシュ氏が明かしたところによると今年限りで解任されることになったジム・フレゴシ監督の後任候補としてA'sのベンチコーチであるケン・モッカの名前が挙がっているとのこと。だが現段階では元ブルージェイズのバック・マルティネス氏が有力と見られている。当初は元ロイヤルズ監督のハル・マクレーや元ダイエーのウィリー・アップショーの名前も上がっていたようだが、最終的にマルティネスとモッカの2人に絞られたようだ。 なおモッカも現役時代はブルージェイズに在籍したことがある。今年はパイレーツの監督候補にも挙げられるなど大人気のモッカ。「彼なら大丈夫」とハウ監督は太鼓判を押しているが、さてA'sに与える影響は? (11/07補足:ジェイズの監督にはバック・マルティネスが決定。) 【ヘレディア来期年俸は330万ドル、ステアーズにはオプション行使せず(2000/10/18)】 昨年、今年と安定した活躍でア・リーグ西地区制覇に貢献したギル・ヘレディアに対し、A'sはオプション契約を付帯させ、来期年俸は330万ドルにアップすることになった。ヘレディアは今期キャリアハイの15勝、またア・リーグ7位となる防御率4.12とその活躍ぶりを見せつけた。なおヘレディアはA's移籍後の3年間で31勝22敗・防御率4.30という成績。 一方昨年の好調ぶりとうって変わってスランプに陥ったマット・ステアーズに対してA'sはオプションを行使しないことを決めた。オプションを行使した場合には400万ドルになるはずだったが、行使しないために現時点でのステアーズの来期年俸は305万ドルとなる模様。なおA'sとしてはステアーズを40人枠の中に残して改めて年俸交渉を行う構えだ。ステアーズは今期打率.227、21本塁打と好調だった昨年を大きく下まわる成績となっている。来シーズン終了時にはFA資格を取得するステアーズ。一部では故郷カナダのチーム(特に古巣エキスポス)への移籍もささやかれており、それを見据えた再交渉となるだろう。 【プレイオフ第5戦、強烈な追い上げも空し。ALCS進出はヤンキース(2000/10/08)】 いや、マジで書きたくないんですけどね(笑)。 A's先発は第1戦でヤンキースに勝利しているヘレディア。しかし1番ノブロックのヒットを口火にヤンキース打線が襲いかかる。ウィリアムスの犠牲フライを皮切りに一挙4失点。後を継いだタムも抑えきれずにこの回6点を失ってしまう。試合の趨勢はほぼ決まったかと思われたが、ここからA's打線の強烈な追い上げが始まる。 2回裏、パイアット(今までピアットと書いていましたが、どうやら本来の発音は「ぱいあっと」のようなのでそちらに追随します(^^;)とヘルナンデスのヒットなどで満塁として、ヴェラーディが2点タイムリー。3回にはチャベスのタイムリー2塁打、4回にはジアンビ兄とサインズがそれぞれ犠牲フライを打ち2点。合計5点をあげてヤンキース先発ペティートを沈める。 しかし反撃もここまで。9回ヤンキースの守護神リベラが登場、テハーダが一矢報いるセンター前ヒットを放つが既に焼け石に水。最後はチャベスがファウルフライに打ち取られ試合終了。最後の最後までもつれたディビジョンシリーズは2勝3敗と、惜しくもヤンキースに破れてALCS進出はならなかった。 負けたという事実は揺るぎようがないが、決して無駄な負けではなく来年以降につながる偉大な一歩であったと言ってよい。この経験を生かせば来シーズンにはもっと良い結果が待っているだろう。 【プレイオフ第4戦、A's打線大爆発でイーブン。最終5戦へ持ち込む(2000/10/07)】 1勝2敗といよいよ後がなくなったA's先発はルーキーながらシーズン7勝を挙げているバリー・ジトー。そのジトーを援護するかのように初回からA's打線が炸裂する。ヴェラーディとジアンビ兄を塁に置いて、今日四番に座ったオルメド・サインズがヤンキース先発クレメンスから3ランHR。その後6回にはグリーブが2点タイムリー、ヘルナンデスが打った内野ゴロの処理ミスをついてグリーブが生還する。先発ジトーは5回まで4安打無失点に抑える好投を見せる。6回裏ポサダのタイムリー2塁打で1点を奪われ、ランナー3塁とピンチが続くが、ここはジトーの後を継いだメシールがしっかり抑える。 8回・9回にはグッデンを攻め、ヤンキースにトドメを刺すように合計5点を奪ってまさにA'sらしい勝ち方でヤンキースを破り、これで2勝2敗として最終第5戦にALCS進出を賭ける。第5戦は地元オークランドでの試合となり、ザ・ネットではA'sの勝利を信じるファンで盛り上がること間違いない。 【プレイオフ第3戦。A's、ヘルナンデス男爵にしてやられる(2000/10/06)】 1勝1敗で迎えた敵地ニューヨークでの第3戦。2回ジアンビ弟のタイムリーで1点を先制するも、その裏すぐに先発ハドソンのフィルダースチョイスによってまず1点を返され同点、そしてジーターの内野安打によって逆転を許してしまう。4回にはまたもや守備のミスで1点を献上。A'sも5回にロングのソロHRで抵抗するが、ヤンキース先発のヘルナンデスの好投によって打線がことごとく抑えられてしまう。 さらに8回、このシリーズ好調なソーホーにタイムリーを打たれて1点追加。最後は第2戦に続いてリベラに抑えられて試合終了。2戦、3戦と完全に「ヤンキースの試合」をヤラれてしまい、とうとう後がなくなってしまった。守備の乱れによってヤンキースに付け入る隙を与えてしまったのが何よりもの敗因だろう。 【プレイオフ第2戦、ペティート→リベラの完封リレーでA's打線沈黙(2000/10/04)】 幸先のいいスタートを切ることのできた第1戦に続いてこのままの勢いでヤンキースを押し込みたいA's。先発はプレイオフ初登板となるケビン・エイピアー、ヤンキースは19勝を挙げているペティート。両投手とも5回までを0点に抑えてきたが、迎えた6回表にエイピアーがヤンキース打線に捕まる。ウィリアムスの2塁打を口火に、ヒルのタイムリーでまず1点。続くソーホーの2点タイムリーで計3点を奪われてしまう。 A'sも7回にランナー1・2塁のチャンスを迎えるが、グリーブのダブルプレイでチャンスを潰してしまい得点には至らなかった。8回ヘルナンデスの2塁打、ソーホーのエラーでチャンスを作るが、ペティートに代わったマリアーノ・リベラに続くヴェラーディが抑えられ、またもや得点することができなかった。9回ベリンジャーのタイムリー2塁打でさらに1点を失い、その裏はリベラに完全に抑えられゲームセット。 イイところといえば昨日から調子をキープしているチャベスとラモン・ヘルナンデスくらいなもの。主砲ジアンビ兄にはヒットが出るものの、グリーブが2試合連続で得点チャンスをゲッツーで潰すなどクリンアップの爆発力が今ひとつというのが気にかかる。第3戦は敵地ながらエースのハドソンが登板するだけに期待が持てるのだが・・・ ボックススコアはこちら。 #実は負けた日に更新って、このページ作って以来初めてだったりします(^^; 【プレイオフ第1戦、逆転の末ヤンキースを撃破(2000/10/03)】 いよいよ開幕したプレイオフ第1戦、A'sはヤンキースに分がいいヘレディア、ヤンキースはクレメンスと奇しくも99年開幕カードと同じマッチアップ。しかも99年の開幕戦といえばヘレディアが飛躍するきっかけとなった試合でもある。 2回にソーホーとブローシアスのタイムリー2塁打と先制点を許したA'sであるが、5回の裏にチャベスのヒット、ジアンビ弟の四球で1・2塁としたところでラモン・ヘルナンデスがタイムリーヒット。この後ヴェラーディのタイムリーとクレメンスのワイルドピッチによって逆転に成功する。 6回にティノ・マルティネスの犠牲フライにより同点とされるが、その裏またもやラモン・ヘルナンデスのタイムリー2塁打で1点を奪い逆転に成功。なおこのとき塁上にいたジアンビ弟がチャベスに続いてホームインしようとしたが、これは阻まれ得点に至らなかった。その後8回にはチャベスがこの日3本めとなるヒットでもう1点追加。最後はイスリングハウゼンが1回を抑えて5-3でヤンキースを破り、第1戦目を白星という幸先のいいスタートを切った。 【スカパー、A's vs ヤンキース戦放送予定】 まさか今年この時期までA's戦が見られるとは(^^;
とりあえず現時点で決定しているのはここまでです。第4戦、5戦までもつれた場合もたぶん放送はあるんじゃないでしょうか。なお月払いにしている場合はプレイオフは見られないようです。その場合はプレイオフチケット(\10,000)の購入が必要になります。年間契約の場合は問題なく見られるはずです。 【アスレチックス、ア・リーグ西地区優勝決定、ハドソンは最多勝(2000/10/01)】 10月1日の対レンジャース戦で3−0でA'sが勝利してついにア・リーグ西地区優勝を決めた。プレイオフへの進出は92年以来、ハウ監督としては監督生活で初めての優勝となった。なおワイルドカードはマリナーズが1日の試合で勝利して進出を決めている。 またこの試合で勝利したハドソンは20勝到達でブルージェイズのウェルズと並んで最多勝のタイトルを獲得。また最高勝率とあわせて2冠となった。 プレイオフは3日にヤンキースをザ・ネットに迎えてスタートする。 【9月のスカパーA's戦放送予定】 今月は9月24日(日)午前10時からの対マリナーズ戦(ライブ@セーフコ)だけです。さてこの放送までにシアトルとの差はどうなっているのやら・・・ 【ティム・ハドソン、4年間の契約延長に合意(2000/08/17)】 A'sと我らが近未来エース、ティム・ハドソンは4年間の契約延長に合意したことが発表された。年俸総額などは発表されていないが、推定で900万ドルと見られている。A'sは今年ミゲール・テハダやエリック・チャベスなど若手選手を中心に契約延長を結んでおり、ビーンGMのチーム若手育成の意気込みが伝わってくる。 【ウェーバーでマイク・スタンレーを獲得】 A'sはウェーバーでマイク・スタンレー一塁手(前・レッドソックス)を獲得した。主に故障の多いジアンビ兄のバックアップ一塁手やDH、右の代打としての働きを期待されている。 【タンパベイからMecirとベリッツを獲得(2000/07/28)】 A'sはタンパベイ・デビルレイズからJim Mecir(読み方分からん(^^;)とトッド・ベリッツをトレードで獲得。A'sからは2Aのジーザス・コローメともう1選手もしくは金銭がタンパベイ行き。 Mecirは今期38試合に登板して7勝2敗1セーブ ERA 3.08という成績を残している。ベリッツは3Aで43試合に登板、1勝1敗2セーブ ERA 3.83という成績。今ひとつ踏んばりきらないA'sの中継ぎ陣を活性化できるか? コローメは2Aで20試合に登板、9勝4敗 ERA 3.59。100マイル近い速球が武器の若手の期待株。 【マイクロソフトのWebTVでA's戦中継が決定(2000/07/27)】 マイクロソフト・WebTV Networks は今シーズン FOX Sports Net Bay Area で放送するA'sの試合24試合を同社のWeb TV Plusというインタラクティブ・TVで配信することを発表した。このインタラクティブTVを使うことにより、A'sと相手チームのラインアップ、選手紹介、他球場の状況などが好きなときに検索することができる。なおアメリカのプロスポーツチームでこの方式での配信を採用したのはA'sがはじめてである。 WebTV Networks社はA'sのスポンサーでもあり、ジアンビ兄弟がHRを打つごとに1000ドルの寄付を行ったり、オークランド周辺の学校にWebTVのセットトップボックスを配布するなど、地域への貢献も大きい。 【8月のスカパーMLB中継・アスレチックス戦放送スケジュール】
今月は5試合もあって存分に楽しめそうですね。 【ロースター情報、サボった分まとめて(^^;(2000/07/27)】 というわけで。
ジトーはサクラメントで18試合に登板、8勝5敗 防御率3.19の期待の新人。 【ロースター情報(2000/07/03)】 3Aサクラメントからチャド・ハーヴィルが昇格。代わりにアリエル・プリエトが降格。 【ハドソン&イスリングハウゼンもオールスター出場(2000/07/06)】 オールスター出場野手に続いて投手と控え選手のメンバーが発表され、A'sからはティム・ハドソンとジェイソン・イスリングハウゼンの2人が推薦によって選出された。ともに初出場となる。これでA'sからの出場は3人となる。 【ジェイソン・ジアンビ、ア・リーグ一塁手で選出(2000/07/05)】 オールスター戦のファン投票結果が5日に発表され、ア・リーグ一塁手部門でジェイソン・ジアンビが122万9295票を獲得してインディアンスのトーメやブルージェイズのデルガドなどを抑えてトップとなり、見事初出場を果たした。昨年のオールスターではベン・グリーブが出場しているが、これは監督推薦での出場。ファン投票による選出はマーク・マグワイア以来の快挙となる。 【現在のケガ人状況(2000/06/28)】 オルメド・サインズが左太もも、ティム・ハドソンが指に負傷。DL入りはしていない。15Day DL入りしているオマー・オリバレスは回復状況としてはまだまだだが、投球練習は再開しているとのこと。またDL入りしていたマイク・マグナンテは戦列に復帰している。 【エリック・チャベス、4年間の契約延長に合意(2000/06/24)】 A'sはエリック・チャベスと4年間の契約延長に合意したと発表。これでチャベスは2004年のシーズンまで在籍することが確実となった。契約は4年で1200万ドルと見られている。A'sは今年の始めにミゲール・テハダと4年1000万ドル、ベン・グリーブとは4年1300万ドルの契約延長するなど、今後より大きな成長を見込まれるキープレイヤーと次々と契約を結んでいる。 【アリエル・プリエト、復帰後初勝利/エリック・チャベスがサイクルヒット(2000/06/21)】 右ひじ故障で調製を続けてきたアリエル・プリエトが3Aサクラメントから昇格、さっそくその日のオリオールズ戦に先発で登板した。5回を投げて2失点で97年6月26日以来の勝利投手になっている。ちなみにプリエトの代わりに3A落ちしたのは上がってきたばっかりのヴィスカイーノでした。(^^; またこの日の試合ではエリック・チャベスがサイクルヒットを達成している。オークランドの選手としては96年のトニー・フィリップスがオリオールズ戦で、98年のマイク・ブロワーズ(元阪神の彼ですね)がホワイトソックス戦で達成して以来3人目の快挙。チームも2位に2ゲーム差をつけての首位と波に乗ってきた。 【ルイス・ヴィスカイーノ、三度目の昇格(2000/06/18)】 23歳の右腕、ルイス・ヴィスカイーノが15Day DL入りしたオマー・オリヴァレスと交代で今期3回目のメジャー昇格を果たした。ヴィスカイーノは開幕ロースターに加えられていたが、4試合を投げて防御率5.40という乱調のために3Aサクラメントへ落とされた。その後、4月30日に再昇格を果たしたのだが、これまた6試合で8.10という乱調のためサクラメントへ逆戻り。そして今回3度目の昇格ということとなった。 最近2試合は先発して15イニングで一本もホームランを許していないなど好調のようだが、さてさて三度目の正直でメジャー定着と相なるだろうか? VIZCAINO W L ERA G GS CG SV IP H R ER BB SO Oakland 0 1 6.87 10 0 0 0 18.1 24 15 14 10 16 Sacramento 1 1 7.20 8 2 0 0 15.0 13 12 12 9 14 【オール・センチュリー・チーム発表される(2000/05/31)】 1901年にフィラデルフィア・アスレチックスとしてスタートして以来、1世紀近い歴史を誇るアスレチックス。この2000年という節目の年にオール・センチュリー・チーム(今世紀中にA'sに在籍した選手で作るオールスターチーム)とプレイヤー・オブ・センチュリー(今世紀中にA'sに在籍した選手の中から選ぶMVPみたいなの)が発表された。そのメンバーは以下のとおり。
この15人のうち、殿堂入りが9人に殿堂入りが確実視されている選手が3人と非常に豪華な顔ぶれとなっている。プレイヤー・オブ・センチュリーには通算盗塁数世界一、シーズン盗塁記録('82の130個)、90年のアメリカンリーグMVPのリッキー・ヘンダーソンが選ばれた。またチーム・オブ・センチュリー(A'sが最も優れていたと思われる年)にはワールドシリーズを4タテで制覇した89年が選ばれた。 このニュースの解説はこちらへ。 |