疲れが抜けきっていないというよりも、この連休の過ごし方のせいでどうやら昼夜が逆転したかのような状態になっている。昼間は眠いし夜は目が覚めてくるし。なんかずっと国内にいるにも関らず時差ボケが起こっているような気分。
ビデオにとっておいた「バミリオン・プレジャーナイト」を見る。『唄う六人の女』は寺山な世界っぽくて妖艶でなかなかよい。あとオープニングのチャックガールズもイイ。フーコンファミリーの腹黒さは相変わらずであるが、番組は全体的にキレイにまとまっていたのが印象的。後味悪いのもこの番組の良さだが、こういうのもなかなか魅力的ではある。
あと以前やってた英会話レッスンってまたやんないかなぁ(笑)。
なぜ続くのかはみればわかる。迷わず行けよ。行けばわかるさ。というわけで日米野球開幕ですよ。
東京ドームに乗り込む前にGENの字を引き連れてアキバクエスト。荷物になることはわかりきっているのにDVD3本と「あずまんが大王」2巻を購入。あぁバカで結構だ(笑)。
開場ちょっと前にはドームに着いていたので少々ギタフリとドラマニとキーボードマニアをプレイする。ぜんぜん少々じゃないけれど。んでもって入場するとさっそくメジャー側の打撃練習が行われている。デルガドもグラウスもかなり鋭い打球を飛ばしていて期待度は高い。デルガドは前回の日米野球でも2打席連発というのを見ているだけに特に期待が大きいしね。
そんなこんなで小柳ゆき(銀座のクラブのチーママ風)の国歌斉唱の後に試合開始。いきなりロベルト・アロマーのHRとかなんやらでこちらとしては大興奮。先制はされたが日本側もミルトンのスキを突いて得点を入れて行く。他にもデルガド、ボンズ、シェフィールドのHRの打球の速さに驚かされたり、グレイブスがあまりにも調子悪かったり(^^; 新庄や仁志の活躍があったりと楽しめる試合だった。シメはやっぱりササキ様だったし。満場の佐々木コールは凄かったねぇ。満足できた第1戦。
さてコレで終わるかと思ったらさにあらず。学祭後に集まっていた連中と合流して翌日朝までカラオケ。やはりこの連中とのカラオケはぶっ壊れ具合が楽しい。あまり体調は優れなかったものの最後の最後まで楽しませてもらう。そりゃ終了が翌朝8時にもなりますわな(笑)。
あ、それから同窓会の資料読んだんだけど、何でしょうねアレは。クラブの収支決算だってあんなに雑じゃ通らないんじゃないの? いろいろハナシ聞いてても結局は乳離れできていない組織という印象だしな。こりゃ鬼っ子5期生たちとしてはこの組織にはノータッチですか?
ん〜。まぁいいや(笑)。でもって自宅にたどり着いて寝たのが10時ごろ。寝るというよりも仮眠だな、これは。昼ごろには起きて再び東京ドームへ出発。着いたらまたギタフリとドラマニとキーマニで時間を潰す。たまに外に出るとこればっかりだ(苦笑)。
第2戦はなんといってもランディ・ジョンソンに限る。ストレートのスピードはそれほど出ていなかったようだが(もっとも東京ドームのスピードガンはアテにならない)、スライダーの切れはバットにかすらないほど。そんな中でビッグユニットを打ち込んだ仁志や田口は素晴らしい。あと特筆すべきは阪神勢の活躍。川尻といい葛西といい新庄といいあれがシーズン中だったら阪神ファンはどれだけ喜んだことか(笑)。それくらい自分たちの良さを出していた。アレですか、監督がノムさんじゃなくてシゲヲさんだからですか?
試合終盤出て来たロウも凄かったし、アロマ−のゴロ処理も凄かった。んでもって最後がヴィスケルのHRで決まったというのは驚き。シーズン中だってメッタに打たないだろうに。なんかイイものを見せてもらった気分。試合としても締まっていてよかったし。試合終了後はmomoさんたちと集まって少々飲み。みんなイイ試合を見て機嫌がいいこと。MLB初心者であるGEN帝もこれでこっちの世界にハメるきっかけができたというものだ(笑)。
2日にわたる激闘ではあるが、今週分のコラムを書いていなかったのでウチに帰ってもタダでは終わらなかったりする。結局4時くらいまでやってバタムQと逝く。
スッカリ忘れて触れていませんでしたが、ブレット・ハートの引退はとってもショックだったり。アメリカンなプロレスを見始めた頃のスターといえば、ハルク・ホーガンとかマッチョマン・ランディ・サベージとかブレット・ヒットマン・ハートだったんだよなぁ。あと筋肉バカのアルティメット・ウォリアーとか(笑)。そういう輝かしいスターの中でも実力も人気も高いうえに素人から玄人まで楽しませる選手といえばやはりヒットマン。あのカルガリースタイルのレスリングは日本のプロレスファンでも楽しめること間違いなしだと思ってたんだけどねぇ。今のラリアット&ボム系プロレスばっかり見てるファン相手だと必ずしもそうじゃない気はするが。
卓越したレスリングテクニックで自分よりも大きなレスラーを倒して行くその姿はスターの輝きがあった。決め技であったシャープシューターの入り方にしても何通りもの方法があり、見ている側の想像を越えるテクニックは技能だけではないセンスを感じさせた。彼の決めゼリフであった「オレは現在・過去・未来において最高のレスラーだ!」というのはウソではない。WWFに騙されて、WCWでは納得のいかない日々が多かったかもしれない。しかしヒットマンはヒットマン。いざとなれば素晴らしい試合を見せてくれた。中でも昨年行われた実弟オーエン・ハートの追悼試合として行われた対クリス・ベノワ戦はベストマッチに数えられてもおかしくないほどのモノだった(もちろん相手がベノワだからこそ噛み合ったのだが)。
結局昨年の試合中に頭に食らったゴールドバーグの蹴りというのも引退を早めた原因だったのだろうが、最大の原因はWCWを見限ったというところなのだろうか。ここ辞めたらWWFしか彼の給料払えるところはないが、そのWWFだって因縁深いビンス・マクマホンが生きてる限りはムリそうだしな。とにかくコレだけの選手が引退するのはもったいない。その分まで同じカナディアンであるクリス・ベノワ、クリス・ジェリコ、ランス・ストームのあたりには頑張って欲しいところである。幸いにしてこの3人とも優れたレスラーだしな。